BBQのプロ

今年もBBQの季節が到来。
会社でも梅雨明けの頃、いつもの二子玉川河川敷でやろうかと話している。


とある公園にBBQ広場があって
第一月曜日の10時に翌月の予約を受け付けるという仕組みになっている。
電話をかけるか、管理事務所に行くか。


聞くと、9時の時点で先に10人ほど並んでいて
・ポロシャツにジーンズのラフな人
・スーツの人
・ランニング姿の人
・インド系の人
・作業着の人


皆男性だったという。
主婦が並んでるのかな、と思いきや、全然そうじゃなかった。
子供連れの主婦や若い大学生がその後列に加わったみたいなんだけど
先に並んでる人たちの玄人感がハンパなかったと。


いやーなんなんだろ、スーツの人たちって。
「はい、ただいま、BBQの予約に並んでまして」と携帯で話してたみたいなんだけど。
会社公認?? 接待なのか。BBQ会社の営業なのか。単に午前休なのか。


それよりも怪しかったのが、
ランニング姿のいい年した男性がピアスの穴をたくさん空けてて椅子持参だと。
なんだかカタギの人じゃないっぽい。
受付後、彼は再度列に並んだのだとか。
あれかなー。予約制のBBQの枠を転売して暮らしてるとかそういう人なのかな。
窓口の手続き一回に付き一日分の枠しか押さえられないだろうから、
その月のがいっぱいになるまで並び続ける。
いうなればBBQゴロ。


いや、ただ単にBBQ好きなのか。
僕らが肉を焼いていると隣にいて、あれこれアドバイスしてきたり。
「墨あまってるから、やるよ」とか。
そうであってほしいな…


BBQってもっと気軽で気楽なもののはずなのに、
東京で人気のあるものには必ず裏ビジネスが生まれるものなんだなーと。