{スポーツの話] スイカマラソン2回目

千葉県富里市主催の「富里スイカロードレース
(僕等の間の通称「スイカマラソン」)に一昨年に引き続き参加。
昨年は抽選で外れた。今年はグループ申込でなんとか当たった。
10kmのコースなので、今の僕にとってはウォーミングアップのようなもの。


スタート地点である富里市役所近くにはまとまった駐車場がない。
6km離れた酒々井アウトレットパークの駐車場に停めることになっている。
ここから市役所までのシャトルバスが朝7:30まで。えらく早い。
なのに40代以上の部のスタートは10時半。
それまでどうしろというのか。うーむ。
朝起きたら大雨。やるのか。やるんだろうな。雨天決行と書いてあるし。
正直今日一日寝てたいなあ…。でもそうもいかない。


6:00 にようやく起きて、家を出たのは 6:45 頃か。
シャトルバスには間に合わないけど、
時間もあるしまあ歩いて行けばいいか、なんとかなるか。
グズグズとバスがまだ運航してるんじゃないかと。
雨が強くなったり弱くなったりする中を車で。
首都高を飛ばすと8時には着いた。
既に駐車場はいっぱいになりつつある。
見るとバスに並ぶ列が。なーんだ、まだあるのか。
雨の中、折り畳みの傘を差しながら列に加わる。


拡声器を持った案内のおじさんの言ってることを聞くと、
どうも 8:30 から交通規制で市役所までは到達できず、
その手前で下りることになってそこから15分ほど歩くと。
なるほど、それは納得がいった。だから 7:30 なのか。
バスに乗って富里市内の中へ。
農家と工業団地が交互に並ぶ。
下りたら少し先にコンビニがあったのでトイレを借りる。
しかし10人以上の列。外では小学生の部 3km のレースが始まっている。
並んでいる間にランニングシューズに計測用チップをくくりつける。
トイレの中でTシャツにゼッケンをつける。
安全ピン不要のやつ。両側から留めるので上を脱がないといけない。


市役所の横の中学校へ。広場には表彰台があって
どこからか DJ が参賑やかに話しているのがスピーカーから聞こえる。
アクティヴな音楽ということでひと昔前のテクノやレイヴが流れている。
市役所の奥に参加賞のプログラムとTシャツをもらいにいく。
妻の友人たちと落ち合う。テントに荷物を置かせてもらう。準備体操をする。
雨は降ったりやんだり。
なんだかんだ、あっというまに10時半へ。


80分の制限時間で、前回は70分半ばだったか。ギリギリだった。
今回は50分台を目標にする。
スタート待ちの集団のできる限り前に行くようにする。
イカのコスプレをした人が多い。
被り物をしてるとか、全身が緑と黒に塗られていてワンポイント赤が入っているとか。
精巧(?)につくられた「ぬりかべ」がいたなあ。あとは寿司ネタとか。


走りだす。最初のうちはウダウダして先に進まず。
1km ぐらい過ぎてやっとまともに走れたか。
雨が降って気温は高くないが、ムシムシする。
ペースを落とすことなく一気に 10km を走り通すことができた。
ちょうどいいペースの人を見つけるとその後に着いて、しばらくすると追い越す、
というのを繰り返す。
考え事をするとペースが鈍るので、走ることだけを考えた。
9km 恒例の給水所ならぬ給スイカ所も立ち寄らず、スルー。
結果、手元の時計では 1:00:30 ぐらい。わずか及ばず。
でも楽しく無理なく走ることができた。


11:30過ぎ、一足早くゴールしてスイカを食べる。
テント中で着替え、沢山出ている出店を一通り見渡した後、
農協かどこかが鉄板で焼いたソーセージとベーコンを売ってたのでそこで買って食べた。
スポーツ大会だからか、会場全体でどこもビールは売ってないんですね。それが残念だった。
妻たちと落ち合って、市役所の前のスイカの像の前で記念撮影。
またスイカを食べに行く。参加者向けに無料でたくさん振舞われている。


妻たちが着替えた後にテントを畳み、妻の友人が車を停めたスーパーまで歩いて行く。
会場の周りでもスイカを売ってたけど、このスーパーで買うことにした。
枝付きの枝豆、トウモロコシ、トマトなど千葉産の野菜を合わせて。


肉を食べたいということになり、少し遅れて昼は幕張のアウトバックへ。
幕張近辺が混んでいて、そこから先東京に入ってもずっと渋滞。
妻の友人たちを送って家に帰ってきたのは日が暮れて19時半。
枝豆を茹でて、お風呂を沸かし、缶ビールを飲んだ。


帰りの車で見えた夕暮れが、雨上がりで雲の隙間から光が差し込んで。
黄金色に輝いていた。