それまで乗っていた車を義父が譲ってくれることになり、
先月末わざわざ熊本から運転して持ってきてくれた。
助手席の乗り心地は広さとかシートの座り心地とか無頓着なもんですが
カーナビは案外気になるもので。
曲がり角で曲がるタイミングの表し方って結構違うものなんだな、と。
気が付くと行きすぎてしまった、というのが何回もあった。
カーステもそうで。
前のは外部接続端子から iPhone に接続できたのが、
今のはそもそも端子がなくてつなぐことができない。
10年前の機種というのが関係しているのかもしれない。
一方でハードディスク内臓みたいで、
CD から約4,000曲を取込することができる。
それはそれで便利だと思う。一長一短あって面白い。
義父母が取り込んだ CD が入った状態で受け渡されていた。
それを時々聞いてみるとサザンやスピッツが入っていて、おお、いいねと。
僕も持っていたのが取り込む手間がはぶけた。
結局それらばっかり聞いている。
その中に長渕剛のベスト4枚組? が入っていた。
昨年あるとき、むやむやたらに聞きたくなって
買おうかどうか迷ってがまんした。
それがこんな形で入手することができた。
CD という形態では特に要らなかったから、これでいい。
久しぶりに聞き直す。
「とんぼ」とか「ろくなもんじゃねえ」とか。
「とんぼ」が1988年か。自身が主演のドラマの主題歌だったんですよね。
僕が好きなのはこの頃までかな。アルバムだと『昭和』
その前の『LICENSE』『NEVER CHANGE』もいい。
「巡恋歌」「順子」「時代は僕らに雨を降らしている」など、
活動初期は繊細で抒情的な青年フォークだったのが、いつのまにか…
この社会で生き抜くための強さが必要だったのか、空手を始めたのはよかったけど
どんどんなんというかサイボーグみたいな方向へ…
その間にあって一リスナーとして折り合いがつくのがここまでというか。
小学生や中学生だったから、あの頃の「親子ジグザグ」といったドラマも毎回見ていた。
ドラマに出なくなった後、孤高の近寄りにくい人になってしまったという印象がある。
「RUN」とかその後ヒットしたシングルも
パッケージとしての長渕剛が上手くでき過ぎていて、興味が持てなかった。
あの頃の CM でライヴで「STAY DREAM」を歌っていたのがあった。
どこかの球場なのか大きなステージで、ギター片手に熱唱。
あれが一番かっこよかったな。
どこかでその音源を聞けないものか。