一頃ではないが、今も時々、寝ているときにみみたが僕の足の指を噛む。
寝ているときに蹴ってしまうのか。
生まれて一年半弱。今は20歳ぐらいになっただろうか。
大人になって噛む力が強くなってきたように思う。
結構鋭い牙をしている。
これでよくカリカリが食べられるもんだなあ。
と妻に話したら、猫は噛まずに飲み込むのだと。
なるほど。香川県民が讃岐うどんを食べるようなものか。
噛まずにのど越しの感触を味わう。
大人になった、で言うと前脚を折り曲げて箱のように座る、
いわゆる「香箱をつくる」「香箱座りをする」というのが堂に入ってきた。
ソファーの背もたれの端のところがお気に入りでよくそこにデンと座っている。
以前は、チョコン、であった。
これが実に様になる。
起きているときは家の番をしているかのような。
寝ているときも実に幸せそうだ。
一昨年のクリスマスの頃に Flying Tiger で買ったおもちゃの飾りを
昨年も出したところ、それが大のお気に入りに。
小さな、7〜8cmほどのツリーが部品として外れるのを知ってからは
チョイチョイと前脚で突いて遊ぶようになった
ツンツンした形状やサイズがちょうどいいのだろう。
しばらく見ないなー、と思っていたらソファーの下に転がっていた。
猫はだいたいそうなんだろうけど、
チョイチョイと突いて好きなものを隠すように押しやる。
そして自分では取り出せないからじーっと隙間を眺めている。
しょうがないなあと僕や妻がソファーの下に手を伸ばす。
昨年の夏、おなかを壊していたときに
粉薬を溶かして飲ませたスポイトもお気に入りで、
よくこれがあちこちに転がっている。
ほんとにもう、かわいいやつだ。
今週末は会社を休んで青森に帰省。
三日間、一人でお留守番。
できるかな。年末年始の五日間はほんとへばってた。
ペットシッターの方に様子を見に行ってもらうと、
ずっと窓際にいて僕らの帰りを待っていたと。
さびしい思いをさせたくはないが・・・