よさこい祭り

このところ InterFM『Lazy Sunday』を聴きながら翌週の弁当に向けて常備菜を作る。
レンコンのきんぴらが出来上がって、次は切り干し大根の煮物。
ボウルに戻して、ニンジンを切ろうとしたところでハタと気付く。
しまった、冷凍していた油揚げをこの前の味噌汁で使いきってしまっていた。
ボウルに戻す前なら明日でもよかったのだが…
仕方なく近くのセブンイレブンまで買いに行く。
外に出ると気が遠くなるくらい暑い。今日の東京は最高気温36℃。
入って油揚げを探すが、見つからない。ここでは扱ってないのか。


まあしょうがないと炎天下、駅まで片道15分歩いて行く。
LIVIN に買いに行こう。
農園があって、小学校があって、途中、公園を通り抜ける。
東屋の周りによさこいの衣装を着た高校生たち。
集まって輪を作って何やら打合せしている。
そういえばこの3連休は公園でよさこい祭りだった。
朝、公園をジョギングしていると広場には屋台が出ていて、
いつもなら見かけないような高校生の集団が走っている。
別の集団は片隅で気合を入れていた。


揃いの、女性はくのいちのような、男性は火消しのような。
スポーティーな衣装のグループもあれば、ヤンキーそのもののグループもある。
女の子の多くが顔に☆だとか手書きの飾りを。
この暑いのに大変だなー。高校生じゃないと無理だな。
熱中症対策も各自してるのだろう。
LIVIN に入るといつもより混んでいて、これから出場するのか終わったのか、
いろんな衣装を着たグループが
冷蔵ケースに入ったジュースやアイスを物色している。
買うのは一人なのに皆ゾロゾロと後ろに着いている。
仕方ない、冷房が効いてるしなー。誰だってそうしたい。
観客もアウトドアな感じの服装でつばの広い帽子をかぶったりして缶ビールや弁当を買い込んでいる。


買い物を終えて外に出る。
見上げると2階の通路に立ち止って親子連れが広場の方を指さしている。
遠くからスピーカーで団体名を告げるのが聞こえた。
寄道してちょっと見てみるか、と一瞬思うが、あまりの暑さにやめておく。


この近くの高校生たちなのだろうか。
部活動として放課後に体育館で練習とか。
今はそういう青春もあるんだな、と思う。


正直、全国各地でよさこい祭りをやってることをあまり快く思っていない。
借りてきてそれっきりという企画力の無さが気になる。
一言で言うと安易な。盛り上がればそれでいいというような。
他にちょうどいいものがあれば、別によさこいでなくてもいいのだろう。
とはいえよさこい祭りに罪はなく、高校生たちにも罪はない。
阿波踊りだって公園時でやってるしな。違和感の線引きが難しい。


もう少し涼しくなったら見に行ってみてもいいのだが…
エアコンをガンガンにいれた部屋でよさこい祭りのことを思う。