褒めるということ

昨日・一昨日と受けてきた研修で、金曜の夜は事業部長が加わって懇親会。
事業部長は今年新しい人に代わったばかりで、
今、配下の部門の役職者全員と一人ずつ面談を行っているのだという。


そこでわかったことがあって、
役職者になると褒められるということが全くなくなってしまうと。
自分が褒められていないのに部下をうまく褒められるわけがない。


そう言われてみると会社で褒められたことなんてこれまであっただろうか…
いや、そんなことない。
この人は積極的に人のいいところを見て褒めようとしていたな、
という方を何人か思い出した。


一方で僕はほとんど褒めたことはないと思う。
若手の3・4年目までは褒めることはあるけど、
それより年次が上がると褒めるというよりもありがとうと感謝を伝えることが多い。
それはつまるところ対等の仲間として向き合っているということ。


そういや、「自分は褒められて伸びるタイプです」と自分からヌケヌケと言う人は
褒めたところでたいして伸びなかったという印象がある。余談。


今の小学校・中学校・高校では褒めるということはあるのだろうか。
一人の生徒を皆の前で褒めるとえこひいきと思われるとかそんなことってないだろうか。
指導要領的には褒めることは推奨されているのだろうか。


僕なんかが言うまでもなく、今の日本は褒めるということが
かなり下手になっているのかもしれない。どうなんだろう。
欧米では? なんてことも気になる。
なんにせよ褒め合う文化のある会社の方がこれから先伸びると思う。