「山形酒祭り '2018」

8時に起きてジョギング。
『小さな村の物語 イタリア』の再放送を見て家を出る。
昨日は寒くて長袖のシャツを着ていたけど、
この日はそこそこ気温があってアロハにサンダル。
この夏最後のアロハかもしれない。


以前一緒に仕事をしていてその後もよく飲んでた方と久しぶりに会ったら
山形の酒を専門とする「濁酒本舗 tejimaul」へ。
そこで「今度あるんで、よかったら来てください」と誘われたのが
「山形酒祭り」
https://yamagatasakematsuri.amebaownd.com/
新宿西口界隈と四谷三丁目界隈の店9軒に山形の酒蔵15軒が入って飲み放題、
その店の提供するつまみが食べ放題。
12時から17時まで。前売りが6,200円。


この日、会社の後輩と参加。
ダーツバー「Plat」が受付。ここでまず、「清泉川」をいくつか。
その後、誘ってくれた友人がいるかもと「濁酒本舗 tejimaul」に移動。
やはりここは最高ですね。
つまみの玉こんにゃくもつくねもシミシミで。
芋煮会はちゃんと豚・味噌味と牛・醤油味と両方用意してあった。
前者が主に日本海側で後者が内陸側。山を越えて宮城は前者なのだとか。
余りのおいしさに紙コップに入っているのを3杯ずつ食べてしまった。
さっそくお腹いっぱいに…
お酒は酒田発酵というところのどぶろくを3種類呑んだ。
作ってるところも少ないし、鮮度が命なのでなかなか飲めないですよね。


丸ノ内線に乗って四谷三丁目に移動。
駅の近くの「鎮守の森」
ここはなんと牡蠣フライ食べ放題。
揚げたての牡蠣フライは何もつけなくてもおいしい。
「辨天」をいただく。
純米大吟醸原酒 雪女神」というのがすっきりしているのに丸みがある。
限定一本だけ持ってきたという。これが一番おいしかったな。
後で見たら一本一万円だった。これが人生最初で最後かもしれないな…
そういえばこの日初めて知ったのですが、あちこちの酒蔵に「雪女神」という銘柄があって、
後輩が聞いてみたら酒米のことなんですね。
山田錦ではなく雪女神を使うというところが山形の日本酒のひとつのポイントかもしれない。
牡蠣フライを食べつつ飲んでいたら山伏の格好をした方が来て、
ほら貝を吹き、お神酒をもらっていった。


駅に戻って杉大門通りに入って「砂場」という店に。
ここは「出羽桜」が合ったはずなんだけど細長くて小さい店内は
身動きできないほどで一杯だけで一度外に出る。後で来れたらまた来ようと。
でもまあ結局その余力はなく、終わってしまった。


曙橋方面に歩いて次は「すし処しげる
ここは今回とても気になっていたところで、お酒が、というより、
にぎり寿司が食べ放題だったりしないかと…
ここもカウンターだけの小さいところで外に何人か並んでいた。
僕らも最後尾に加わった。15分ほど待っただろうか。
山伏の方がまた来て、列に並ばずさっさと入ってほら貝を拭いてお神酒をもらって出て行った。
全店舗回るのだという。13時半過ぎなのにあともう一店舗で終わると。忙しそう。
中に入ると寿司ではなく、いくらを味噌に漬けた郷土料理をご飯に盛ったものが事前に用意されていた。
しかしこれもまたうまい。面白い料理があるもんだなあ。
いくらを保存するために考案されたものとのこと。
大きな麩の入ったすまし汁もいただいた。上品な味。ここは夜、また来てみたい。
酒は「六歌仙」の「山法師」など。
並んでたり中にいると濁酒本舗の顔見知りの常連の方たちがやあまたあいましたねと。
次どこに向かいますかと情報交換をする。そういうグループが全体の半分ぐらいかな。


曙橋の交差点を渡って、「かんてら」という店に。
おしゃれなつくりで、ここもまた来てみたいですね。
つまみはお膳風に牛タンを軟らかく煮たのと牛肉の芋煮、チェダーチーズだったかな。
「上喜元」を置いていたけど、セルフサービスだったのでちょっと飲みにくかった。
ギュウギュウの店内で一升瓶の並ぶ前に他のお客さんもいて。
杉大門通りに入って「Talin'Loud」という店はいっぱいで入れず。
車力門通りの「オール・ザット・ジャズ」は空いてたけど立ちっぱなしで疲れていて、
腹もいっぱいでほとんど印象なし。
駅に戻ってドトールに入って休んだ。


16時前、丸の内線に乗って新宿に戻る。残りの店を回ってみる。
西武新宿駅近くの「ラボガレージ」ここは「楯野川」があった。
後輩が店の方に聞く。なんで新宿と四谷三丁目に分かれているのかと。
イベンターが町おこしを企画して、というものではなくて、
「濁酒本舗」が中心となって仲間の店や山形つながりの店に広げて行ったらこうなったのだと。
二つの町に離れているのは不便と言えば不便だけど、面白いと言えば面白い。


新大久保駅まで歩いて、「酒菜 角萬」ここも小さな店。
玉こんにゃくとつみれ、大根、厚揚げのおでんがおいしかった。
最後、「濁酒本舗」に戻る。
17時を前にして混んでるかなと思いきやそれほどでもなかった。
酒蔵の社長の方が乾杯の挨拶をしてお開き。


僕と後輩は隣の「一軒め酒場」に入ってサワーやハイボールを飲んだ。
さすがに日本酒以外のものが飲みたくなった。
2杯ずつ飲んでつまみひとつ頼んで1,000円ちょっと。安いですね。


飲んでたら今日ずっとすれ違いの友人からメッセージが。
「Plat」で打ち上げしてるのでどうですかと。
行ってみる。余った酒やつまみがテーブルに並ぶ
酒蔵の方たちもいて何人かの方と話して名刺をもいただいたけど、
さすがにこの頃になるとあんまり覚えていない。
これ以上飲むと危険かなというところでセーブして帰ってくる。
大江戸線が座れたので記憶なし…
しかし必ず酒を一杯飲んだら水も飲むようにしていたのでさほど酔わず。
いい飲み方ができたと思う。