今日は前のPJの人たちと夜、焼肉へ。
何とはなしに思い出したこと。
学生時代、国立に「ミートパビリオン」という焼肉屋があった。
「ミーパ」と呼ばれ、一年生の時に社交ダンス部に所属していた頃は練習の後、
月に一度か二度は食べに行っていた。
(その頃よく行っていたのは他に「はたご家」など)
「肉のハナマサ」が経営していた、格安食べ放題の店だった。
1階がハナマサの店舗で、階段を上がって2階がミーパ。
並んでいる肉はもちろん冷凍。今思うと余りもののくず肉だろう。
でもあの頃は喜んで食べていた。
食べ残しNGなので、たくさん持ってきて食べられなかった分は
一度焼いて焦がしてから鉄格子状の網の大きく空いた隙間にそっと落とす。
それがマナーだとすら思っていた。
ゼリーは食べもしないのに持ってきて、
網の上で焼いて溶けるのをゲラゲラ笑って見ていた。
テンション高めにはしゃぎながら、悪ノリしながら食べていたように思う。
ああ、食べ物を粗末にしてばかりだった。
しかし、まあ、若いってそういうことだ。
そのミートパビリオンも今は国立に存在しない。
聞いた話ではカラオケ屋になったのだとか。
卒業して以来国立も大きく変わったけど、
なくなったことに気付いて一番ぽっかりと穴が開いたような気持ちになったのは
実はこのミーパなのかもしれない。
皆で行って楽しかったことや、学生時代がっつり肉が食べられてうれしかったとか
そういうのが結びついているのだろう。
あの頃国立で過ごした僕ら40台半ば世代にとって、
すた丼と並んで思い入れのある店じゃないかな。
あー! あったねー! となるはず。