ゲームというもの

予定のない金曜の夜、『チコちゃんに叱られる』を見るためにどこにも寄らず帰ってくる。
テレビをつけるとその前の時間帯の番組をやっている。
今のトレンドを紹介するというもの。今回のテーマはゲーム。
最近の老人ホームで頭と体の活性化のために取り入れられているとか、
高校のクラブ活動でオンラインゲームをやってるとか、eスポーツが流行りだとか。
番組のゲストがあの高橋名人だった。
ハドソンの。16連射の。
当時『コロコロコミック』とか読んでるとよく登場していたような… 
ジャンプじゃなくコロコロでよかったっけ?


以前も見たことがあったけど、今はスキンヘッドになっていた。
そしてなんだかとっても小柄に。まるでしぼんだかのように。
小さい頃、とても大きい人に見えていたのは名人に対する憧れがそうさせたのか。


当時はファミコンに限らずゲームウォッチもまだ流行りの最後の頃であって、
ハドソンは「シュウォッチ」という小型のゲーム機を出した。
ファミコンのコントローラよりもふた回りぐらい小さくて、
連射測定機能があって、一応時計の役割も果たして、ミニゲームもできたんだったか。
10年前には復刻版も出たように思う。
高校の同級生が掃除をしていたら出てきて、
奥さんにメルカリに売られそうになったと言っていた。


ハドソンといえばスターソルジャーボンバーマンか。
そういえば僕は当時ねだってねだってねだった末に MSX を買ってもらった。
言語が BASIC なので、起動すると (C)Microsoft と表示されたものだった。
ゲームソフトも何本か買ってもらった。
忘れられないのは『チャンピオンシップロードランナー』と『チャンピオンバルダーダッシュ
後者はよくベーマガこと『マイコンBASICマガジン』で取り上げられていたと思う。
iPhone でやれないかな、と思って探してみたらどちらもあったのでインストールしてみたんだけど、
立ち上げてみると似ても似つかないような…
MSX のあのシンプルな画面でプレイするのは味があったなと。
あれ、どこかにないかな。
ブロック崩しも、アルカロイドじゃなく家庭用ゲーム機のはしりの例のあれを。