札幌へ その2

17日(土)の続き。


14時前に札幌駅到着。
JRの駅ビルが4つほどあって歩いているとどこも賑わっている。
妻が明日会う友人の誕生日プレゼントを、とのことで
大丸の CHANEL で口紅を買う。
ホテルのチェックインは15時。少し時間がある。
すすきのの先、中島公園にある。歩いて行ってもいいが、外に出ると寒い。風が冷たい。
東京ではこの日20℃、ダウンジャケットでは暑かったが、札幌ではちょうどいい。
大通公園を見に行こうということになって地下鉄を一駅乗った。


公園はクリスマスシーズンだからかイルミネーションを。
しかし人通りがない。
テレビ塔の方で「ミュンヘン・クリスマス市」開催とあってテントのようなものが建っている。
よく見ると22日からでまだ設営中だった。
歩いているうちにハラハラと雪が舞い降りてくる。
札幌はこの日初雪。早ければ10月下旬からというので例年よりもかなり遅かった。


地下街には潜らず、狸小路まで行ってアーケードの商店街へ。
銀だこのようにサントリーの角ハイとたこ焼きを売りにする店があって、休憩。
強炭酸ハイボールをジョッキで。ネギマヨのたこ焼きを4個。
北海道だからか、シャケマヨといったメニューも。
向かいの店の並びに「King Kong」の札幌店があった。
雑居ビルの地下。六畳一間ぐらいの小さな店だった。
大半がアナログレコードでCDは棚がふたつほど。
移転した大阪の店のさらに1/10ぐらいか。
掘り出し物がありそうだったけど長居はせず、すぐに出た。
ここも昔はそれなりに大きかったのだろう。


派手なメイド服を着たおばさん二人組とすれ違う。
連れていた子供は普通の格好をしていた。
後で聞いたところでは昨日、ドリカム・嵐だけではなく
きゃりーぱみゅぱみゅもコンサートだったとのことでなんかその関係かもしれない。
すすきのの風俗店と海鮮・ジンギスカンの飲食店が
入り乱れている通りを歩いているうちに中島公園に出る。
どことなく閑散としている。
ホテルの近くにコンビニないかもな、と通りがかったところで中に入る。
ご当地ものということで
「流氷DRAFT」という網走の地ビール発泡酒)と
りんごのほっぺ」というJA余市のつくった缶チューハイを買う。
もう一本、もちろん「サッポロクラシック」を。


路地裏にホテルを見つけてチェックイン。
以前別のビジネスホテルだったのを買い取って別館としたのか。
向かいに建っているのはラブホテル。
質実剛健でシンプル、静かだったのはよかったが
やはり周りにコンビニがなくてそこは不便だった。
最寄りの駅からも10分ほど歩くか。
でもそれぐらいのとこでないとこの日取れなかったか。
ここもまたほとんどが嵐ファンでいっぱいとなるのだろう。


疲れた妻が少し寝る。
大相撲の中継を少し見る。土俵入りだった。
さっそく「流氷DRAFT」を飲んだ。


16時半前にホテルを出て、中島公園駅から地下鉄に乗って終点の真駒内駅へ。
嵐ファンが途中で下りていった。この日嵐は札幌ドーム。
下りて外に出ると地元のバス会社による臨時のシャトルバスが出ていて、
公園内のアリーナ近くまで乗っていくことができる。
帰りも同じ場所から駅まで。これは便利だった。よくできている。


グッズ売り場へ。
公演地ごとのTシャツやショッピングバッグは既にソールドアウト。
今回のツアーではパンフレットもなかった。
妻はライトスティックだけを買った。
エネオスが提供ということでエネゴリ君のがあって僕はそれにした。


8,000人ほどを収容の大きな会場。
普段はアイススケートリンクらしく心なしか寒い。
僕はずっとダウンジャケットを着ていた。
ステージは前方に固定。
1階と2階に分かれるような大掛かりなセットは組まれていなかった。


18:30 定刻通りに始まる。
地元のアナウンサーとエネゴリ君とマサさんが出てくる。
今回のツアーでは地元のパフォーマーを紹介するという趣向になっていて、
登場したのは札幌国際情報高校の吹奏楽部。
北海道の吹奏楽部では踊りながら演奏する「ダンプレ」が流行っていて、
札幌国際情報高校はその中でも人気なのだとか。
1年生・2年生で90人近い部員がいて、年間80日ぐらい外部の演奏が。
土日のほとんどがそうなんだろうな。大変だ。
そのダンプレ、最初に始めたのは吉田美和の出身地、池田町であって
その縁もあってか抜擢されたのだろう。
「あなたとトゥラッタッタ」と「何度でも」を演奏。
吹奏楽ってただでさえ肺活量が必要とされるのに、一糸乱れずフリに合わせて踊るなんて…
この若さでないとできない。
しかしこれはやってると楽しいだろう。