予定もなくよく晴れた土曜。
掃除機をかけたり洗濯物を取り込んだりして、午後散歩に出る。
駅の反対側の BOOKOFF に歩いて行ってみる。
あるのは知ってたけど、これまで機会がなかった。
まあ、BOOKOFFだしと。
期待せずに入ってみたら案外、棚の並びがいい。
Santana の紙ジャケとか、けっこう欲しいものがあった。
John Frusciante 2枚目の国内盤帯付きもあった。
500円以下のコーナーもなかなか充実してる。
へー、この Aerosmith 2枚組でも500円で売っちゃうんだ!?
いろいろと心の中でツッコミを入れ乍ら眺めてた。
日本版『WIRED』の編集長だった若林恵も
BOOKOFF の500円以下のコーナーで買ったCDを紹介するというのをやっていた。
そんな粘り強く腰を据えて探さなくても、けっこう掘り出し物がみつかるんですよね。
結局僕も1時間ぐらいあーでもないこーでもないと棚の前をウロウロして
何を買うかセレクションしてしまった。
今回は1,000円まで、つまり、2枚までという制約を自分に課した。
結果として買ったのは…
Cathy Dennis 「AM I the Kinda Girl ?」 \280
Halfby 「Side Farmers」 \500
どちらも全然知らなかった人。
Cathy Denis はイギリスのシンガーで最初はダンスポップだったのが
このアルバムから本格化派に転向したと。
Ray Davis (Kinks) と Andy Partridge (XTC) が参加というのが購入の決め手。
「Waterloo Sunset」をカバーしている。
もうひとつの決め手はジャケットでの挑むような目つき。
こちらもジャケ買い。ユーモラスでカラフルな音なんじゃないかと。
ちなみに、迷ってやめたうちのいくつかを挙げてみると
Meja 「Live in Japan : the Flower Girl Jam」 \280
Squarepusher 「Hard Normal Daddy」 \280
知ってる人のは避けて、500円以下だしこの際知らない人を買ってみるというのを楽しんだ感じ。
ここですよね。失敗してもさほど懐が痛くないから、1枚1枚気軽に冒険できる。
家帰ってさっそく聞いてみると、Cathy Dennis なかなかよかったですよ。
そんなわけで家の近くのBOOKOFFが案外よかったという話ですが。
この手のあるあるは、初めて入った店がよかったので次に行ってみても
初めての時を超える品ぞろえに出会うことがないということ。
半年ぐらい後に行ってみたら肩透かし、ってのがほんとありそう。
不思議なもんで。何事も出会いがしらの衝撃なのか。