熊本へ その1

ゴールデンウィークは恒例の熊本へ。
今回は飛行機で、羽田発 08:10 と早い。
7時までに着くとなると家を出るのは5時半頃。
起きるのは4時半か。
 
22時には寝るかな、と最初は思っていたが…
夕方、『キャッツ』を見終わった後で
ドコモショップで妻の iPhone を交換しようとしたところ
結局3時間かかって思いがけない時間のロス。
家に帰ってきてバックアップから復元しようとするが、案の定うまくいかず。
iTunes が古すぎて iPhone を認識できず。
iOS が古くて、iPhone のバックアップから復元できず。
iPhone のバックアップにかけていたパスワードが思い出せず、探し回る。
・復元できたが、なぜかドコモのメールが復元されず。
 メールアカウントとパスワードを入れるだけ、と思いきや
 妻はいつもドコモショップで移行してもらっていたのでパスワードがわからず。
 MyDocomo から辿っていく。
などなどで気が付いたら午前1時…
 
4時起きがさすがに無理で、30分後に再度目覚ましを。
みみたは今日からペットシッターに来てもらう。
その間だせないからと、朝、この時間から猫缶を。
そういうときみみたは勘づいてしまうもので、プイと嫌って食べない。
いつもの朝のタイマーセットのカリカリで給餌器から出てきたのを夢中になってるときに家を出る。
「みみた元気でなあ」と声をかけても見向きもしない。
 
5時半過ぎに家を出て、大門でモノレールに乗り換えて7時過ぎに羽田に着く。
JAL の南ウイング。
最寄りの保安検査場に向かうが、どこが行列の最後からわからないぐらい混雑している。
ゴールデンウィークの賑わいがまだ続いている。
北ウイングの比較的すいている保安検査場に移動した。
 
飛行機では『ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック』を読んだり、
うたた寝をして過ごす。時間通りに到着する。
義父母が迎えに来てくれていて、家には向かわずにそのまま菊池方面へ。
一度訪れたことのある親類のカラオケスナックに顔を出した後で、道の駅。
杵つき餅の饅頭と巻きずしを買って車の中で食べる。
モチモチで久しぶりにおいしいお餅を食べた。
いつも買っているという山奥の農家で玄米を二袋受け取る。
 
そのままドライブで大分県の日田市に行こうということになる。
山奥の中をウネウネと進んでいく。
オートポリス」という看板があって、
「自動警察」?「無人警察」? と思ったが、レースのサーキットだった。
そこに向かうのか、レトロな昭和の時代の車が群れを成して通り過ぎて行った。
蜂の巣湖と松原ダム。わさびが名物の村があり、梅が名物の村があり。
「木の花ガルテン」という道の駅っぽい施設でトイレ休憩。
梅干しが特産だという。
野菜の直売所、工芸品の店、カフェ、
梅干しを貯蔵していた蔵が小さなコンサートホールとなっている。
ビュッフェの建物は大人気で何組も入店待ちとなっている。
昼をここで食べようとしたが、諦める。
この頃から雨が強くなってくる。
 
中津江村を通り過ぎる。
2年前か3年前、鯛生金山を訪れたことがる。
日田市の市街地へ。
最近、日田焼きそばの店「想夫恋」の熊本店ができたという話が出て、
日田焼きそばを食べようということに。
調べてみると「みくま飯店」がよさそうで、車を駐車場に停めて行ってみる。
既に先に7・8組が待ち。名前を書いて待つ。
食べるメニューも事前に書いておくことで回転をよくする。
といってもほとんど人が焼きそばか、焼きそばの大か、焼きそばとごはんのランチセットか。
雨の軒先で30分ほど待つ。その間、妻と近くを歩いてみる。
三隈川の橋を途中まで渡る。対岸には屋形船が並んでいた。
和菓子の店の脇に温泉水が湧いている台があった。
手をひたしてみるとぬるかった。
名前を呼ばれて「みくま飯店」へ。
すぐにも運ばれてくる。小ぶりの餃子が食べやすい。
焼きそばはもやしとネギがたっぷり。麺がモチモチで、揚げた麺も混ざっていて面白い食感。
これはおいしいなあ! なんで日田焼きそば富士宮や横手のような全国区じゃないのか。
 
また少し車で走って、豆田町のレトロな街並みを歩く。
町おこしを始めた頃は味噌醤油の蔵があるだけだったという。
草野本家という旧家がひな段飾りを九州で広めた最初のところだと。
それが今改修中。
漆器の店、下駄の店、小鹿田焼の店、古道具の店などそぞろ歩く。
酒屋が多く、豚足の店というのもあった。
肉屋の軒先で唐揚を売っていて、1カップに4個入って150円。
これもまたおいしかった。
 
「咸宜園」跡があると知って、見に行く。
ちょっと縁があって、大分を訪れるときがあったらいつか訪れてみたいと思っていた。
江戸時代後期に広瀬淡窓が開いた私塾。高野長英大村益次郎らが学んだ。
今はその敷地といくつかの庵などが残るのみ。
 
その近くにあった「琴音庵」というカフェで一休み。
「ケーキやパフェを思わせる、ワンランク上の「創作ドルチェこおり」」で
かき氷界ではかなり名を知られた店であるという。
人気No.1だという、「サザン・フロマージュ」にする。
「キャラメル&ナッツと3種類のチーズを使ったかきこおりに
 オリーブ油・岩塩・黒胡椒をお好みでかけて召し上がりください」とある。
ふわふわのかき氷はこれまでも食べたことあったけど、確かにパフェのように滑らか。
しまもオリーブ油・岩塩・黒胡椒をかけておいしいかき氷なんて!?
これまで自分が常識だと思っていたものを数年ぶりに打ち砕かれた。
 
雨は止まず、土砂降り。
帰りの車の中は思わず寝て過ごす。
菊池市まで戻ってきて道の駅でトイレ休憩。
足湯があった。一日遊び疲れて、とても体に滲みた。
 
帰ってきて、玄米をコイン精米へ。初めて利用した。
なるほど。使い方が分かったということで義父は次、玄米で送ると。
NHK では紅白歌合戦の総集編を。その前篇。
晩御飯は焼肉。酒場放浪記を見て、総集編の後編。
見終わって寝る予定。