妻から LINE が届いて、
新宿三丁目の駅の改札に鼻毛脱毛の出張ブースみたいなのができていたと。
「うまく囲ってあって、通行人からはお客さんだけが見えないような感じで
キビキビ働く鼻毛職人の姿だけが見える。鼻毛職人も募集してた」
「俺でもなれるのかな」
「修行すればなれるかも。「痛くない」って書いてあったよ」
「耳かきが気持ちいいのはわかるが、
鼻毛って他人に切ってもらって嬉しいのだろうか」
「でも4つくらいあるブース、ぜんぶ鼻毛職人が忙しく立ち働いてた」
「へーー この場合、男性が男性を切ってるんだろうか」
「パッと見た感じ、男性のみだった気がする」
「だよなあ。女性が男性を切っても男性が女性を切ってもいろんな意味出問題ありそう」
「男性には切ってもらうのためらうな」
「だよね。かといって女性が女性を切るとしても女性にとっては利用しにくいのでは」
「それは大丈夫。女性、もっとすごいことしてるから。
鼻毛抜いてもらうなんてかわいいもんよ」
調べてみるとあった。
妻も最初に言ってたが、鼻毛を切るというよりも鼻毛に特化した脱毛とのこと。
鋏で切るのではなく、鼻の穴にワックスを入れて処置する。
１回３分で1,000円、３～４週間もつとある。
今は 試験的な段階なのだろう。
プレゼンとか商談を前にしてのちょっとした身だしなみ、という位置づけか。
靴磨きのような。
案外流行るかもなあ。
しかし、鼻毛って粉塵などの異物が体内に入るのをブロックするためのものであって、
脱毛してしまっていいのだろうか。ノーチェックでスルー？
嗅覚はどうなんだろう。
この程度のことだとわざわざ試してレポートするまでもないし。
でもちょっと気になる。痛しかゆし。
