ホームパーティー

昨日は妻の友人たちを招いてホームパーティー
朝7時に起きて僕はミートソースをつくる。
うずらの卵とミックスナッツの燻製を用意する。
妻は花屋で見かけて買ったという青森の啓翁桜をリビングのテーブルに飾る。
3日前はまだ蕾だったのが、少しずつ花が咲き始めた。
僕はその側に正月に青森で買った田酒の山廃、
青森県アンテナショップで見かけたときに買っておいた
豊盃の新酒、白神の吟醸を並べる。
 
11時、先週ニトリで取り寄せたセンターテーブルを受け取りに行って
帰ってきてすぐ組み立てる。
妻はそうだ、と近くの「おかだ」の漬物屋に箸休めになるものを買いに行く。
 
快晴。日がまぶしい。
友人たちを駅に迎えに行って、そのまま谷原方面に走って「旬」へ。
もう一組友人夫婦とは現地集合。
たまたまこの近くに住んでいた時期があったというので懐かしく、挨拶回りをしたのだという。
この日「旬」はハタ祭り。店先に丸々、黒々としたハタが並んでいた。
せっかくなので刺身と寿司を買った。
友人夫婦は鰆を一尾、その場で下ろして柵にしたものを買ってくれた。
他、酢昆布、メローカマなどめいめいが食べたいものを。もちろんどれもおいしい。
 
車には全員乗れないということで、半分は家まで20分ほどの道のりを歩いていく。
友人夫婦はこの辺りも変わったという。
よく通ったファンシーショップは火事でなくなってしまったとか、そういう話を聞く。
駅からの大通りもなかったと。しかし交差点のジョナサンや味の民藝は小さい頃からあった。
なんと坂上二郎氏の家があったという話でその近くまで行ってみた。
 
家に着いて入る。
階段から様子を伺いに来たみみたが男性たちの姿を見かけるやいなや
慌てふためいて一階のどこかに逃げ隠れる。
最初、車で先に着いた女性たち数人だけだったときにはなんともなかったという。
やはり男性たちの多さとトータルの人数の多さか。
雌猫は人間の女性を、雄猫は人間の男性を嫌がるという。
そのみみた、ずっと下の部屋の奥で息をひそめていて、
フェルト玉のお土産をもらってもビクビクしたまま。
夕方ごろ恐る恐る階段を上って2階の様子を伺うが、やはり逃げ帰る。
夜帰るときに半ば無理やり抱っこされたら瞳孔が開いていた。
 
持ち寄ったものを食べて飲む。
熊本の菊鹿ワインは今、熊本でも入手が難しいのだという。
腰塚のコンビーフがおいしかったな……
自家製のコンニャクはコンニャク芋を育てるところから始め、
ぬか漬けのぬか床もかなりの歳月育てたもの。
「このもん」という五島列島の切り干し大根的な漬物。
釣ったばかりを燻製にしたニジマス
ラタトゥイユをつくろうとしたらズッキーニがなく、ゴーヤでつくったと。
しかし苦みが口に合わないのではないかとゴーヤは抜いてきたと聞いて
皆、酒のつまみにはゴーヤがあった方がいいんじゃないかと残念がる。
 
買ってきてくれたもの、つくってきてくれたものを全部書いていたらキリがない。
クライマックスはさばいたばかりの鰆の刺身、鰆のソテー。
妻の友人のつくるソテーは紙塩という全く知らなかった手法で下ごしらえをする。
バターを室温で溶かしてソースをつくる。
キッチンで盛り上がっていたので後で聞くと包丁が研いでなかったと。冷汗……
 
僕もミートソースを半分はパスタで、半分はジャガイモのグラタンで
デザートにアップルケーキにデザートワインも出て腹いっぱい。
気が付いたら夜。7時間ちかくずっと食べ続け飲み続け。
最後の1時間はちょっとキッチンを片付けておくかなと
皿を洗い始めたらかなりの量になって戻れず。
どこかで腰をひねって軽いぎっくり腰へ。
何もないかのようにふるまってさらに腰が……
 
お開きになって駅まで送っていく。
帰ってきて残りのグラスを洗うのは妻に任せて風呂を沸かして入り、寝落ち。
その後有田Pのおもてなすやきじまりゅうたの小腹すいてませんかを見ていても寝落ち。
SONGS が鬼束ちひろだったので30分頑張る。
布団に入って爆睡。
 
今日は9時まで起きられず。
ジョギングに行く気力もなし。
朝風呂に入って、常備菜づくり。
昼は鰆の柵が1本残っていて漬け丼にして、自家製コンニャクをごま油で炒めて食べる。
夜は腰塚のコンビーフをご飯に乗せて生卵をかけて食べるかな。