雑学というもの

昨日『なんでも鑑定団』を見て知ったんだけど
埼玉県蕨市は成人式発祥の地なのだという。
1946年、終戦の翌年、新青年を励ますために地元の有志が「成年式」という名前で開催。
それが「成人式」という名前で爆発的に全国に広がって、1948年には「成人の日」も制定されたと。
その蕨市は全国で最も面積が小さい市で、都心のベッドタウンゆえに人口密度も全国で一番高いと。
 
雑学って楽しいよなあ。
先日やはりテレビからだけど、『あさイチ』を見ていたらテーマが卵料理で、
白い卵と茶色い卵とで栄養価・味に差はないとのこと。
端的に言うと鶏の品種の違い。
ではなんで茶色い方が値段が高いというと
茶色い卵を産む品種の方が餌を多く食べるので餌代が上乗せされているから。
ええー!!
茶色い方が栄養価が高いという都市伝説をいつの間にか信じていて、
わざわざ茶色い方を買っていたよ。
しかもそれを知ってからも茶色い方を買い続けるという……
 
猫の雑学もいろいろあるもので、猫は肉球にしか汗をかかないとか。
夏場は体温調節が難しいんですよね。
だから少しでもひんやりしたところを求めて全身でペターッとはりつく。
そのまま、丸くなって寝る。
猫は70%の時間を寝て過ごしているというのも有名な話。
本来肉食動物である猫は狩りに出ていない間は体力温存のため身を休めているのだと。
しかしハンティングの機会にすぐ対応できるように周りに何かが近づくとすぐ目を覚ます。
いい寝相・いい値顔だなあと iPhone を手にそーっと近付いてもなかなか撮らせてくれない。
しかしそのみみたも3歳半となりおっさんに近づいているのか、くわーっと寝ていることも増えてきた。
 
小さい頃はこういう雑学の本ばかり読んでたなあ。
小松左京監修で角川文庫から出ていた『雑学おもしろ百科』のシリーズとか。
海外だとデーヴィド・ワルチンスキーのとか。
語源とか歴史とかテーマを掘り下げていくよりも
1ページにひとつかふたつ、取り留めなく並んでいる方が面白かった。
根無し草的というか。ふわふわしてこそ、名前の通りの「雑」学。
大人になった今も新幹線の中で缶ビールを飲みながら読んだりするのが楽しい。