神保町へ

妻が神保町にある児童図書の専門店「ブックハウスカフェ」に用事があるというのでついていく。
甥っ子の入学祝の本を贈ろうとしていたけど
めぼしい大きな書店はこのところどこも閉まっていたということもあり。
この「ブックハウスカフェ」も6日までは完全予約制で営業していたという。
 
車で出掛けようとすると動かない。バッテリーが上がったか。
しまった! ゴールデンウィーク前のいつだったか、
ルームライトがつけっぱなしになっているのが部屋の窓から見えたのに
妻に言い忘れていた……
定期点検などでいつもお世話になっているディーラーが歩いて3分ぐらいのところなので
妻が電話すると担当の方がすぐ駆けつけてきてくれた。エンジンがかかるようになった。
蓄電のため、30分はアイドリング運転していてくださいと言われる。
妻が義父に電話すると運転しながらでも蓄電されるという。
だったら出掛けるかとなるが、ガソリンがない。
家の近くのガソリンスタンドで入れてエンジンをかけるとまた動かなくなった。
妻が店のお兄さんのところに行くと応急処置用のスターターを持ってきて親切に対応してくれた。
しかしエンジンはかからず。
たまたま置いてあった店の車のバッテリーにつないで、ようやく動くようになった。
 
バッテリーがそもそも寿命なので交換した方がいいですよ、という話なので
そのままディーラーのところまで行って好感してもらった。
神保町に向かう途中、首都高の出入口辺りでエンジンがかからなくなって
JAF を呼ぶことになったら目も当てられない。
昼休みで食事をとっていたと思われるが、担当の方が自らバッテリーを交換してくれた。
その間新しい車を次買うならこれがいいと妻の言う車をあちこち見ながら過ごした。
この時期ディーラーを訪れる人はほとんどいないんじゃないかと思いきや、案外お客さんがいた。
 
妻の運転する車で練馬駅までは裏道を通って神保町へ。
駐車場の空きを探すサイトを見てみると山の上ホテルに空きがある、
30分300円というのでこれは都心にしては安いんじゃないかと行ってみる。
玄関に近づくと係の女性の方が出てきて、ホテルの前のスペースに停めてよいとなった。
 
14時半頃。開いてる店があったら入って昼を食べようと歩いていたら「エチオピア」が。
初めてだという妻は豆とチキンのカレー、僕は野菜とビーフのカレー。
音楽が小さな音で鳴っていて、店内は会話をするにも小声。
このコロナ騒ぎによるものかとても静かだった。
 
食べ終えてすずらん通りを歩いてみるが、三省堂書店東京堂書店も閉まっていて閑散としている。
ボヘミアンギルドや magnif といった小さな店もシャッターが下りている。
表通りでは一誠堂書店や小宮山書店も閉めていた。
飲食店だとはちまきやろしあ亭、SANKOUEN ではテイクアウトで店を開けていた。
でもどれぐらい利用されるのだろうな。
 
靖国通りに出る。岩波書店のブックセンターは営業していた。
親子連れが結構来ている。
ブックハウスカフェで甥っ子に贈る本を選ぶ。
だいぶ前に見かけて面白いと思った『Zoom』という絵本が復刊ドットコムから出ていたのを買った。
ランチョンのテイクアウトを夜つまみにしながら飲むかと中に入る。
クリームコロッケも唐揚げも豆のチリソース煮込みも品切れ。たまたまかな。
オムライス、メンチカツ、ポテトとチョリソーの3つにした。
 
神楽坂を通って帰る。
神保町も神楽坂もけっこうな人出だったな。
外国人観光客がいないというだけ。
ゴールデンウィークの STAY HOME 週間で我慢したからそろそろいいかと
この週末気が緩んで皆外に出たのか。
それともゴールデンウィーク中もいつもこれぐらいの人出だったのか。
まあ僕らもどちらかと言えば不要不急の外出だったので大きなことは言えませんが……
いや、でもほんと必死振りに外出した。歩いた。人を見かけた。