3カ月に一度の経過観察。
今回から検査の日と診療の日を分けることになった。
前回が1月後半で、ゴールデンウイークを挟んだため少し後になった。
あの頃はまだ新型コロナウィルスの話が出始めたぐらいか。
武漢に謎のウィルスが広まっている、という。
その間いくつかの病院がクラスター化して、
最寄り駅近くの総合病院も外来の受付を閉じることになった。
東京都は特に病床の数も医師・看護師の数が足りていないと聞く。
今回の検査・診察もなくなるかもしれないなとどこかで思いつつ、その日が来た。
僕が通っている大学病院はこれまで通り診察を行っているようだった。
メインエントランスまで行くと係の人が立っていて
熱や席がある人は申し出てくださいと。
その先に消毒液の設置されたエリアがあって、その先にモニターが。
その前に立つと影が表示され、瞬時に体温が表示される。
通過したらあとは念押しの問診票があるだけ。
そこから先は普通に検査・診察を受ける。
僕は地下でCTスキャンを受けた。何も変わらない。何の混乱もない。
奥の方で看護師の方が今日は人が少ないと愚痴っていたのが聞こえてきたぐらいか。
それがこの日たまたまなのか、このところ慢性的にそうなのかよくわからず。
9時半には終わって新宿へ。一ヶ月ぶりぐらいかもしれない。
紀伊国屋書店が平日限定で再開したというので行ってみようかと思ったが、
調べてみたら11時までだった。
午後は仕事なのでゆっくりできず。
西口の松のやでカツ丼を食べて帰ることにした。
朝10時の店内は次々に客が来る。そのほとんどがテイクアウトだった。
食べ終えて駅へとむかう。思い出横丁を歩いてみる。
有名な町中華の店、立ち食いそばの店がやってた他は皆貼り紙をして店を閉めていた。
小田急も地下の食料品売り場以外は休業中で閑散としている。
地下街も半分ぐらい店を閉めていた。
ガラガラの大江戸線に乗って帰ってきた。
新規感染者数も減少傾向にあって
本日34都道府県の緊急事態宣言が解除される。
またこれまでの日常に戻っていく。
来月の今頃はかなりのところコロナ前と変わらなくなっているのか。