政見放送

昨晩テレビをつけてたら都知事選挙政見放送だったので見てみた。
四人出てきて四人ともやばかった。
この流れだと宇都宮健児けんじ氏もやばい人に見えてきた。
マック赤坂の弟子はマック赤坂の劣化版コピーのようだし、
最後に出てきた元朝日新聞社員という年配の方は昔よく見た
新橋の酔っ払いに選挙演説させたら、というコントのよう。
もはや笑えない。
消費税廃止を訴えるが、東京だけなのだろうか。
どうやって実現させるのだろう。
 
そして立花孝志氏。物議を醸すためだけの一人コント。
これはひどい。嫌がらせ以外の何物でもない。
よくNHKも放送したな。
しかし最後は時間切れなのかブツッと切れていた。
この内容でなぜホリエモン新党なのか説明は一切なし。
政策らしい政策の話もなし。
でもこれが若い人には受けるのだろう。
周りの候補者が過激すぎて世間の注目が流れていったのを感じて
もっと過激なことをやらないと過去の人と思われる、
そんな焦りがあったのではないか。
 
その後二人、政見放送無しで経歴だけが読み上げられた。
一人はなんでこんな立派な経歴で都知事選に出るのだろうと。
でもその後選挙公報を見てみたらやはりこの人もあちら側の人のようだった。
もう一人は経歴も大して語られず。
もはや何のために都知事選に出ているのかよくわからず。
 
小池百合子氏圧勝が予想される中で最多の22人が立候補。
ポスターや選挙公報を見ているとめまいがする。
都知事は社会不適応者の受け皿ではない。
東京も人が多すぎるから、周りが止めることはもはや不可能なのか。
これが今の東京の姿なのだろう。
何人かはここで名前を売って都知事選候補だったことを看板に
小規模のイベントなどに出て食いつないでいこうとしているのか。
気違いも突き詰めれば食っていけるのが東京という場所。
 
欧米のメディアが取材したらクレイジー!と鼻で笑うと思う。
このコロナ禍にやることかと。
これが今のクールジャパン。