「Volvic」が今年いっぱいで販売を終了、というニュースを見た。
学生時代に出会って以来、四半世紀に渡って愛飲してきただけに残念だ。
ヨーロッパのミネラルウォーターにしてはほどよい軟水で飲みやすかった。
以前、旅先で試しにいろんなミネラルウォーターを飲んでみたら
ずっしりどんよりとした硬水でとてもじゃないけど飲めない、というのもあった。
(あと炭酸水とか。
今でこそ Wilkinson のとか味のない炭酸水が普通に売られててよく飲むけど、
海外で初めて飲んだ時はかなりの衝撃だった。
コーラやサイダーのような甘みのないただの水に炭酸が入ってよいのだろうかかと悩んだ)
海外のミネラルウォーターだと「Evian」が口に合わなくて、
イベントで配られたとかそういうときでないと飲まない。
「Volvic」以前だと別の海外のを飲んでいたと思う。
「Vittel」だったか。いや違うか。思い出せず……
僕が上京して大学生になった90年代前半は今のようにたくさんの種類がなくて
都心の輸入食品の店にはもっと他の種類のがあったのだろう。「Contrex」とか。
「森の水だより」とか「富士山のバナジウム天然水 」なんかはまだなかった。
「い・ろ・は・す」のようなフレーバーの入った水もなかった。
というか水に豊富な種類があるという発想がなかった。
今だとどこの観光地に行ってもだいたいは
その土地から採れた水をペットボトルに詰めて販売している。
青森だと白神山地の水であるとか。
そういえば東京ドームのスコアボードの横で見かける「財宝」とだけ書かれた看板。
あれが長いこと気になっていた。
どういう財宝なのか。それぐらいの財宝なのか。
調べて見るとあれもミネラルウォーターなんですよね。鹿児島の。
健康にいいんだろうなあ。それこそミネラルが豊富な。