長い梅雨

こんなに梅雨が長いのも初めてか。
東北出身の僕としては35℃を超える気温となるともうダメ。
外に出ると暑くて汗だくで、屋内に入るとエアコンが入っていて、
という繰り返しになんだか疲れてきて考える気力がなくなってくる。
過ごしやすい7月でよかったと思うが、
一方妻は湿度が高くて洗濯物が乾かないし食べ物も悪くなりやすいし
早く梅雨が明けてほしいという。
しかしこの夏どこかに出かけるわけではないし、お盆に帰れるわけでもない。
ずっと家で在宅勤務で仕事しているだけなので電気代もかからないほうがいい。
 
コロナは遂に岩手県で感染者が。
1日の感染者数も過去最多となった。
大雨の被害は東北にも広がった。
最上川が氾濫したという。
そんな中で梅雨が異例の長さというと日本はどうなってるんだ?
来年の今頃この世界はまだあるのか?
なんて思ったりしてしまう。
とはいえ鹿児島では梅雨が明けたというし、
来週にはバタバタと東京も梅雨明けか。
 
去年だったか一昨年だったか。
7月に入ってすぐ、3日には梅雨が明けてしまった。
それもまた極端な話で。夏が無駄に長かった。
梅雨が明けてからの一週間は急激に気温が上がって異様に暑かったな。
というか梅雨明けの直後が一年で一番暑苦しく感じるというのはいつものことか。
急にモワッという日差しとなって夏に切り替わってしまったという印象と
それまでとの気温差とでよけいに暑く感じる。
3週間ぐらいして慣れてくればまあいいんだけど、それまでが辛い。
 
いつも梅雨が明けてからは秋になって気温が下がるまでジョギングをやめとくんだけど、
今年は最後に走ったの3月ぐらいだろうか。もはや思い出せない。
在宅勤務になってからは走ってないだろう。
このまま走らずに年が明けてしまいそうな気がする。
何もせずに年が明ける。
 
本当なら東京オリンピックが始まっていたのか。
毎日がお祭り騒ぎになっていたのだろう。
なんだか想像もつかないな。
東京オリンピックを中止にすべきだとは思わない。
だけど来年開催できている気もしない。
停滞した気分が個人的に、社会的にずっと続いてそれっきりになる。
生き続ける以外に何もない世の中になっていく。
ゆるやかに世界の終わりへと向かっていく。
 
8月にようやく梅雨が明けたら
猛暑が10月まで続いた、なんてことがないことを願う。