「30Day Song Challenge」

「30Day Song Challenge」というのが春先に流行っていたようで。
昔で言うところの mixi のバトンみたいなものですね。
遅ればせながらやってみようかと。
ほんとは twitterinstagram で1日1曲ずつ紹介するみたいなんですが、
イッキにやっちゃいます。
 
最低限統一感を出すかと洋楽でしぼりました。
これまで音楽のことで書いたことの総まとめとなりつつ、
自分でも意外なところが複数回登場となりました。
これはまあ質問次第なんでしょうね。
「キャンプファイヤを囲んで皆で歌いたい歌」
「寝る前に聞きたい歌」
「人生の最期で聞きたい歌」
となるとまた違ってくるでしょう。
 
Day1:A song you like with a color in the title
タイトルに色の入った歌 >> Joni Mitchell「Blue」
そのまんまですが。Joni Mitchellには他に「Big Yellow Taxi」とか「Black Crow」など。
自らジャケットを手掛けるだけあって、今思うと色彩的な。
 
Day2:A song you like with a number in the title
タイトルに数字の入った歌 >> Hooters「Engine 999」
中学生の頃から無性に好きなバンド。メロディーが日本人好みなのかな。某接客系飲食店ではありません。
2枚目の最後の曲。がんばれよと背中を叩いてくれる歌。
 
Day3:A song that reminds you of summertime
夏を思い出す歌 >> The Loving Spoonful「Summer In The City」
タイトルそのままですが。これか Mungo Jerry「In the Summertime」か。
渋滞した交差点の効果音とチャカチャカしたギターが雰囲気を出します。
 
Day4:A song that reminds you of someone you'd rather forget
忘れたい人を思い出す歌 >> Blink-182「Alien Exits」
ある人を好きだった時に一番聞いていたアルバム。
その中でも一番好きな曲。青春時代の終わり。
 
Day5:A song that needs to be played loud
爆音で聞きたい歌 >> The Velvet Underground「Sister Ray」
これを歌というのもなんですが。後半、疾走するオルガンが放つノイズの大洪水。
新宿のロックバーでリクエストしたら長すぎてダメですと言われました。
 
Day6:A song that makes you want to dance
踊りたくなる歌 >> Wild Cherry「Play That Funky Music」
僕が踊るということはないですが。「天才たけしの元気が出るテレビ」の
名物企画「ダンス甲子園」で流れていたので僕らの世代の人は皆覚えていると思う。
 
Day7:A song to drive to
ドライブに合う歌 >> Red Hot Chilli Peppers「By The Way」
序盤、中盤、終盤、どのタイミングであれドライブ向けのBGMとして最強なのはレッチリだと思う。
骨太の演奏でグイグイ向かっていく感じ。ところどころ泣きのメロディーもある。
 
Day8:A song about drugs or alcohol
ドラッグか酒に関する歌 >> Ween「The Blarney Stone」
どういう歌詞なのかちゃんと調べたことはないですが、
中世の酒場で職人たちがビールのマグカップを片手に大合唱してる感じ。
 
Day9:A song that makes you happy
幸せにしてくれる歌 >> The Foundations「Build Me Up Buttercup」
メリーに首ったけ」のエンドクレジットで出演者皆登場して楽しそうに歌う。
映画の内容はほとんど忘れてしまって、この歌の素晴らしさだけが残っている。
 
Day10:A song that makes you sad
悲しくさせる歌 >> New order「Age of Consent」
Joy Division の残像を振り切った後の2枚目、その1曲目。世界一美しい曲のひとつ。
その背後には大切な人を失ったことによる悲しさ、そのとてつもない存在感がある。
 
Day11:A song you never got tired of
どんなに聞いても飽きない歌 >> Fergie「London Bridge」
下品なのに気高い。Fergie が向かうところ敵なしだった頃。
MTVアワードの映像も何度見たことか。これぞエンターテインメント。
 
Day12:A song from your preteen years
小学校高学年頃の歌 >> A-Ha「Take On Me」
1980年代半ば。背伸びすると聞こえてくる洋楽がこれだったな。
※プレティーンは9〜12歳を表すみたいですね。
 
Day13:A song you like from the 70s
70年代の歌 >> America「A Horse With No Name」
70年代っていうと西海岸のフォークだろうか…… ファンクもパンクも生まれてるんですけどね。
80年代半ばのクリスマスの音楽特番で桑田佳祐坂崎幸之助がカバーしてた。
 
Day14:A song you'd love to be playd at your wedding
結婚式でかけたい歌 >> Strawberry Switchblade「Since Yesterday」
甘酸っぱいけどハッピーでラブリーな曲。
新郎新婦が最後退場するときに流すのがいいと思う。
 
Day15:A song you like that's a cover by another artist
カバーされた歌 >> Violent Femmes の歌う Cluture Club「Do You Really Want To Hurt Me ?」
元の曲はロンドンのおしゃれなバーで「君は僕を困らせたいのかい?」と囁くような歌だったけど
このカバーではアメリカの片田舎のダイナーで人生崖っぷちな二人が途方に暮れているような。
 
Day16:A song that's a classic favorite
大好きな名曲 >> Buggles「Video Killed the Radio Star」
10代の頃はその良さがわからなかった。大人になって音楽のこと、人生のこと、
いろんなことがわかってこの「つくられた」名曲が心に染みるようになった。
 
Day17:A song you'd sing a duet with some one on karaoke
カラオケで誰かとデュエットしたい歌 >> Mott The Hoople「All The Young Dudes」
David Bowie が書いた歌で、自身がサビの部分を歌う。
ここがたまらないんですよね。僕にはこの高さの声は出ないけど。
 
Day18:A song from the year you wew boen
生まれた年の歌 >> Van McCoy「The Hustle」
すみません、具体的に1975年の曲がわからなかったので調べました。
これぞザ・ディスコ。誰もが知ってて恥ずかしい、だけど3周回って今はかっこいい。
 
Day19:A song that makes you think about life
人生について考えさせる歌 >> SIA「Chandelie」
2010年代最高の名曲。シャンデリアからシャンデリアへ。歌詞は現在形なのですが
かつてのパーティーガールが儚い過去について歌ったものだと思うんですね。
 
Day20:A song that has many meanings to you
自分にとっていろんな意味をもつ歌 >> Joni Mitchell「All I Want」
結婚する人、巣立っていく人、Joni Mitchell『Blue』をこれまでの人生で何回かプレゼントした。
その1曲目。すがすがしくこの世界を切り開いていく。その先にあるのは人それぞれ。
 
Day21:A song you like with a person's name in the title
タイトルに人の名前が入っている歌 >> David Bowie「John, I'm Only Dancing」
これはもちろん男性が歌っているのであって。思いっきりゲイの歌。
70年代前半だと発表するにはかなり勇気が必要とされたのではないか。
 
Day22:A song that moves you forward
前向きにしてくれる歌 >> Blink-182「What's My Age Again?」
『Enema of the State』が一番元気にしてくれる。
その中でもこの曲のビデオクリップが一番おバカすぎて……
 
Day23:A song you think everybody should listen to
誰もが聞くべきな歌 >> Damien Rice「The Blower's Daughter」
人間とは弱くて傷つきやすいものであって、だからこそ寄り添う歌がある。
2002年、21世紀最初のスタンダード。映画『Closer』の冒頭でも流れてましたね。
 
Day24:A song by a band you wish were still together
解散してほしくなかったバンドの歌 >> R.E.M. 「It's the End of the World As We Know It (And I Feel Fine)」
90年代の半ば、R.E.M.が誰からも尊敬される世界一のバンドだった時があったと思う。
その絶頂期へと昇り始めた頃。これまでとは別人のような疾走感で世界の終わりを歌う。
 
Day25:A song you like by an artist no longer living
既に亡くなったアーティストの歌 >> NirvanaSmells Like Teen Spirit
この曲が世の中を変えたとき、僕は高校生2年生だった。
Kurt Cobain 死去のニュースを聞いた94年のある日のことはよく覚えています。
 
Day26:A song that makes you want to fall in love
恋に堕ちたくなる歌 >> Rachael Yamagata「Falling in Love Again」
ハスキーなドスのきいた声で恋愛のドロドロを歌う人。
日系アメリカ人なんだけど韓国で人気があってなかなか日本に来てくれない。
 
Day27:A song that breaks your heart
切なくなる歌 >> The Smiths「Please Please Please Let Me Get What I Want」
僕よりも上の世代でこの曲を選ぶ人は多いと思う。
実際、『Pretty In Pink』とかいろんな映画のここぞという場面で流れてきた。
 
Day28:A song by an artist whose voice you love
声が好きなアーティストの歌 >> Jeff Buckley のカバーする Leonard Cohen「Hallelujah」
Rufas Wainwright や John Cale など多くのミュージシャンが名唱を残してますが、
一番グッとくるのはこれかな。人生の深淵を覗き込むような声。
 
Day29:A song you remember from your childhood
小さい頃から覚えている歌 >> Boys Town Gang「Can’t Take My Eyes Off You」
「君の瞳に恋してる」これもいろんなカバーがありますね。
CMでよく使われてて物心ついたころから覚えていたと思う。
 
Day30:A song that reminds you of yourself
僕自身を思い出させる歌 >> Sid Vicious のカバーする Frank Sinatra「My Way」
最初大真面目に歌うふりをして茶化して、本編は巻き舌でまくしたてる。
好き勝手に我が道を行くっていうとやっぱこのカバーかな。