先週買ったCD #6:2020/11/16-11/22

2020/11/16: diskunion.net
山崎まさよし 「Cover All Yo!」 \480
Yellow Magic Orchestra 「Complete Service」 \1800
Tower of Power 「Urban Renewal」 \1300
Carla Bruni 「al'Olympia」 \880
 
2020/11/16: TowerRecords 光が丘店
Isabelle Faust / Alexnder Melnikov 「Mozart : Sonatas for fortepiano & violin」 \3300
 
2020/11/17: www.amazon.co.jp
福耳 +All Stars 「All Songs Must Pass」 \1298
 
2020/11/18: www.amazon.co.jp
福耳 「The Best Acoustic Works」 \800
Huelgas Ensemble 「Codex Las Huelgas」 \1400
 
2020/11/20: DiskUnion 新宿中古館
赤い公園 「赤飯 ~熱唱祭り盤~」 \5500
羅針盤 「らご」 \2232
羅針盤 「せいか」 \2518
Tower of Power 「In The Slot」 \1200
Pretenders 「Pretenders II Deluxe Special Edition」 \1601
Grace Jones 「Nightclubbing Deluxe Edition」 \2250
Orchstra Baobab 「Night At Club Baobab」 \1426
Trio Da Kali and Kronos Quartet 「Landlikan」 \1100
Roberta Sa & Trio Madeira Brasil 「Quando O Canto E Reza」 \2137
 
2020/11/20: TowerRecords 光が丘店
Carla Bruni 「Carla Bruni Deluxe Edition」 \2849
 
2020/11/21: www.amazon.co.jp
(V.A.) 「モテキ的音楽のススメ Covers for MTK Lovers」 \290
 
2020/11/21: www.hmv.co.jp
Queen 「Live Magic」 (\2456)
スキマスイッチ 「グレイテスト・ヒッツ」 (\330)
HMVのポイントで
 
2020/11/21: www.hmv.co.jp
High Rise 「Tapes+」 \3036
Yellow Magic Orchestra 「Technodon」 \2834
Nora Jones 「Pick Me Up Off The Flore」 \3267
Mstislav Rostropovich / Sviatoslav Ruchter 「Beethoven: Sonatas for Piano and Cello」 \4180
Einsturzende Neubauten 「Alles In Allem」 \2419
 
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Queen 「Live Magic」
 
同じ規格でそのアーティストのアルバムを全て揃えようとするとき、
再発で発売されたばかりだとなくなりそうな順番を予想して
半年ぐらいかけて買って行けばいいので難しくない。
大変なのは既に廃盤、店頭在庫のみとなったものを集めようと思い立ったときで。
例えば、2011年に出た Queen の Deluxe Edition 2枚組(SHM-CD )のシリーズ。
2015年末頃から1年かけてコツコツと進めていった。
あの頃は「Queen II」や「オペラ座の夜」といった前半期の代表作は店頭に在庫が割と残っていた。
3枚目の「Sheer Heart Attack」だけがなぜか見つからず、
タワレコで検索したら首都圏の店舗で唯一川口のアリオにだけ残っていて
わざわざ買いに行ったこともあった。
「The Works」「The Miracle」といった後半の諸作はたまたま
神保町の DiskUnion に中古でほとんど並んでいて、そこで補完できた。
 
「A Kind of Magic」だけが欠けていて、そのうち見つかるだろうと思っていたら
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットで店頭から Queen の CD がごそっと消えてしまった。
以後探し続けて4年。ようやく先月、DiskUnionのサイトで中古を見つけることができた。
80年代半ばだしなーと期待せずに聞いたはずが、なかなかいい。
冒頭の ”One Vision” から王道のきらびやかにして力強い Queen 節炸裂で、
続く表題曲 ”A Kind of Magic” のキラキラしたポップソングに流れ込んでいく頃には
心をわしづかみにされていた。
高校の頃、初めて Queen を聞いたときのことを思い出した。
 
「A Kind of Magic」の解説を読んで腑に落ちた。
初期にはあれほど使ってないと強調したシンセサイザーを導入して、ソウルもディスコも取り入れて。
フレディ・マーキュリーも髪を切ってひげを蓄えてあからさまにゲイと主張。
音楽的に低迷している時期と一般的に思われているが、
ライヴバンドとしては一番脂が乗っている時期だった。
ボヘミアン・ラプソディ』でも描かれていたけど、
メンバー間の不和を乗り越えて伝説のライヴエイドのステージに立つという実は充実のときを迎えていた。
 
そういえばこの頃のライヴアルバムが出ていたなあと「Live Magic」を。
ほんとは2枚組のウェンブリースタジアムの方が実際のライヴに近いんだろうけど、
1枚組で”Bohemian Rhapsopdy”, "Radio Ga Ga", "Another One BItes the Dust", "Under Presseure",
"We Are the Champions", "We Will Rock You", "Seven Seas of Rhye" etc.
と代表曲がギュギュっと凝縮されていて、これぞ Queen という内容。
これでもう文句はないだろ、さあ楽しもうぜ、と肩を叩かれているような。
 
あれは高2だったか。
クラスメイトからフレディ・マーキュリーエイズだってニュースでやってたぞ!?
と聞いたその翌日、訃報が。最後の最後に明かしたのか。
Queen なんてかっこ悪いという時期が確かにあった。
何度も何度も浮き沈みを経て、今は世界で愛されるバンドになった。
フレディ・マーキュリーの体調の悪化によりこの「Live Magic」の頃が4人でツアーに出た最後だった。
ライヴバンドとして燃え尽きる寸前のキラメキがここにある。
 
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(V.A.)  「モテキ的音楽のススメ Covers for MTK Lovers」
 
先日、『ダウンタウンなう』のはしご酒に森山未來が出ていて、
財布もスマホも持たない、カーナビも見ない、
役作りのために都内で1カ月野宿した変人という扱いを受けていた。
カーナビに頼るようになったら試行錯誤して道を覚える楽しさがなくなってしまうと語っていたのを聞いて、
ああ、この人はどうやって自分の感性を尖らせるか、ただそこにストイックに向き合ってるんだなと。
『いだてん』でも異彩を放ってたな。いい意味で浮いていた。
その『ダウンタウンなう』で経歴を紹介していた時に若い頃の映像が出てきて、『モテキ』の映画だったか。
もう全然別人で、あの映画に出ていた頼りないメガネ君も森山未來かと思うと狐につままれたように思った。
 
モテキ』は漫画もドラマも見てないけど、映画だけは見た。
「恋が、攻めてきたッ!」という惹句と、長澤まさみ / 麻生久美子 / 仲里依紗 / 真木よう子の4人が
ハッピを着て神輿を担いでいる姿がインパクトあった。
しかしこの宣伝こそがこの映画のピークであったようにも思う。
4人のうち後半の2人はほとんどストーリーに絡まず添え物でしかなく、見ててううーんと悩んでしまった。
とはいえ、使われた曲は最高で。
Perfume "Baby Crusing Love" / ももいろクローバー "走れ!" / 橘いずみ "失格" /
岡村靖幸 "カルアミルク" / 東京No.1 Soul Set "ヤード"など名曲ぞろい。
そしてエンドロールに流れたスチャダラパー featuring 小沢健二 "今夜はブギーバック"で泣く。
これらの名曲が惜しげもなく並んだサントラは最高だった。
 
サントラ以外にもパーティーミックスとかキャラクターを意識した選曲のコンピとかいろんな企画があったんですよね。
プロデュースした人は楽しかっただろうなあ。
このカバー集もそのひとつで、80/90年代の名曲を00/10年代のバンドが、という。
フラワーカンパニーズ橘いずみ ”失格”を、フジファブリック小沢健二 "僕らが旅に出る理由"を。
N'夙川BOYSがカバーしたバービーボーイズ ”目を閉じておいでよ”は最初のうちは忠実になぞってコピーしていたのが
後半マーヤがしんどくなってきてドシャメシャに。ファンなら面白いと思う。
そう、それぞれのファンなら面白いというレベルにとどまっているのが惜しいところか。
モテキ』という枠組みをはずしたら、ただのまとまりのないカバー集となってしまう。
川辺ヒロシ藤原ヒロシ小泉今日子ゆらゆら帝国の”空洞です”をやってて、何だこの組み合わせは!?
と思いつつも一番いい出来になっているという。
このレベルのがあと何曲かあったら。
 
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Grace Jones 「Nightclubbing Deluxe Edition」
 
国内盤の中古は帯付きを買う、帯の欠落したものは買わないというルールを自分に課している。
なんでなのか明確な理由は自分でもわからず。
ただ単にもともと売られていた通りのパーツが揃っていてほしいという思いもあるんだろうけど、
初回特典のツアー先行申込のチラシが入ってないといけないかというとそこはまあいいかと諦めがつくし、
がんばって国内盤帯付きを見つけてもアーティスト名とタイトルと販売元が書いてあるだけの
情報量ゼロに近い帯もある。
ぶっちゃけある種の神経質な病いなんだろうなあ。
帯がついていたら iTunes に取り込んだときにボーナストラックが1曲増えるといった実利は何もないし。
 
となると、輸入盤だと帯というものがないので気が楽かと言うと必ずしもそうとは言い切れず。
帯に代わるものとして、Deluxe Edition の2枚組のデジパックを収めるプラスチックのケース。
透明なやつの下の方に白で "Deluxe Edition" と書かれている例の。
最近は Amazon でも国内盤だと帯付きかどうか書いている業者が増えてきていて、
HMV や DiskUnion のサイトだと必ずコンディションとして明記されている。
これが Deluxe Edition のケースになると曖昧で。
先日この Grace Jones 「Nightclubbing Deluxe Edition」で特に記載がなかったのを取り寄せてみたら
このプラケースのないデジパックだけで、気持ち悪く感じた。
ほんとよけいなところだけ神経質ですね。
 
このプラスチックのケース、アーティストやアルバムによって変わるものではなく、
固有の情報が印刷されたものではなく、
恐らく統一規格があってどこかで大量に生産されている。
しかし、Amazon で売ってるわけがなく。
メルカリだったら出品されてるんじゃないかないと探してみるも、見つからず。
 
うーん、今度また中古で見つけたら買うかと待っていたら DiskUnion にて未開封のが出てきた。
これだよこれ、とオーダーしてみる。
……届いたのを見てみたら、プラスチックのケースではなく、
覆っている透明なフィルムに貼られたシールに "Deluxe Edition" とあった。
フィルムを破って捨るとき、このシールをわざわざ取っておくという人もいないだろう。
そうか、もともとケースはなかったんだな。無駄なところに金を使ってしまった……
 
気を取り直して。
元々持っていたのでこのアルバム何度も聞いている。
でも初めて聞いたのは去年かな。
高校・大学の頃から持っていてボロボロになるまで読み込んだディスクガイドが何冊かあって、
そこにももちろん載ってるんだけど、なんかおっかない気がして。
黒人の女性。ミュージシャンになる前はモデルとして成功していて、
恐ろしく鍛え抜かれた美しい肢体。トップアスリートのような。それ自体がアート作品。
(ベストアルバム「Island Life」のジャケットを参照)
性というものを超越したサイボーグのよう。というか未来から来たターミネーター
 
ということで敬遠していたわけですが。
昨年の夏、レゲエを聞いているときに最強のリズム隊、スライ&ロビーが気になって来て、
いろいろ辿っているうちにこのアルバムに。
レゲエ、ロック界のキティちゃんばりに神出鬼没でどこでも誰とでも仕事してきた2人。
確実な仕事ぶりで外れはないけど、その分大当たりもない。
そんな中、これは数少ない大当たりのひとつ。
80年代特有のひんやりした機械的な音でありながら、時代を超越した普遍的な音でもある。
ドスの利いた声、水前寺清子バリに潔く短い髪、というとこの当時は
元 Eurythmics のアニー・レノックスを思い出すけど、
Eurythimics がソウルに影響を受けたニューウェーヴだとしたら、
グレース・ジョーンズニューウェーヴに影響を受けたソウル。
(そういう意味だとドリカムもそうか)
近未来から来た、機械と人間が融合した真夜中のソウル。
 
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Carla Bruni 「Carla Bruni Deluxe Edition」
 
元モデルの歌い手というと、グレース・ジョーンズと並んで思いだすのはカーラ・ブルーニ
Amazon で検索するとシンガーソングライターになってからのアルバムだけじゃなく、
スーパーモデル時代の VHS 作品なんてのも出てくる。
あっと驚く転身で、しかも圧倒的な才能があった。
シンプルなバックをつけて、ギターを弾きながら歌う。
フランスの歌い手で近いと思うのはフォーク時代のフランソワーズ・アルディかな。
かつ、2枚目でイェイツ、オーデンやエミリー・ディキンソンの詩に自ら曲をつけたというように
文学的な知性も兼ね備えていて。
天は二物も三物も与える。
 
しかも、元フランス大統領二コラ・サルコジと再婚してるんですよ。元大統領夫人。
もともとイタリアの上流階級の出身ということで家柄もよく、三物から四物へ。
特にイケメンというわけでもないサルコジ大統領のどこがよかったのか。
日本人にはわからないフランス的な男の魅力があるんだろうなー。
公務よりも新作のプロモーションを優先させたことがあって
大統領夫人としてはあまり評判よくなかったようですが。
どんだけすごいんだこの人は。
 
でも、そういった予備知識なしにまっさらな状態でアルバムを聴いても
多くの人は素晴らしい音楽だと思うのではないか。特に最初の3枚。
一点の曇りも汚れもない、3枚目のジャケットに写る湖畔の森のように静謐で優雅な音楽。
ここまで私生活というものを切り離して音楽をつくることのできる人ってなかなかいないのでは。
世俗にまみれない。
持って生まれた絶対的な美貌ゆえに孤高を保ち、紡ぎ出される音楽。
 
今作はそのカーラ・ブルーニの最新作。6作目。
まだ入手できたので ボーナストラックの入った Deluxe Edition にした。
今のところ日本盤の予定はなさそう。
これまでと大きく変わったところはないと思う。
いい曲を書いていい演奏をするというただそれだけ。
明るい軽快な曲が増えたかな。何よりも貫禄が増した。
いや、それは軽みと呼ぶべきものだろう。
人生の後半に差し掛かって苦労の果てに体得するもの。
初期の頃にそこはかとなく残っていた少女性は姿を消して、今は成熟した一人の女というか。
声もよりハスキーになったような。
こんなふうに美しく年齢を重ねられる人はほんの一握り。
とんでもない努力をしているけど、絶対それは外に表さないのだろう。
 
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Einsturzende Neubauten 「Alles In Allem」
 
Einsturzende Neubauten の新作。
1980年から活動しているから首謀者ブリクサ・バーゲルドはもう60歳を超えている。
80年代の黄金メンバーのうち、マーク・チュンとF.M.アインハルトは離れて久しく、
アレクサンダー・ハッケとN.U.ウンルーはまだ残っている。
 
Einsturzende Neubauten は80年代、アンダーグラウンド・ロックのシーンを超えて
全世界の全ての美術・アートを通しても先鋭的な存在だったと思う。
ブリクサ・バーゲルドとその周りに集まった人たちの美的センスは
結構いろんなところに影響を与えたのでは。
鉄板、削岩機、ショッピングカート、様々なジャンクや工具をステージに持ち込んで
行う破壊行為、耳をつんざくノイズがビートを形作る。
時に荒々しく暴力的ではあっても、それは締まりのない騒音の垂れ流しとはならず、
圧倒的な美的感受性により曲としてのまとまりを勝ち得ていた。
ロックのコンサートというよりも
現代アートの一形態、現代思想の実践の場という方が適切だったと思う。
(まあ、多くの人にとっては騒音にすぎないだろうけど……)
 
少なくとも、メタル・パーカッションという楽器はたまたま隣のスタジオで録音していたという
Depeche Mode など多くのミュージシャンが取り入れ、
インダストリアル・ミュージックの創始者のひとつとされ、
その流れは Nine Inch Nails や Ministry へとつながっていく。
自分らがイメージする音を実現するにあたって手段は問わないという姿勢を見出し、
貫いたところが彼らの功績となるだろう。
それは現代アートの世界では既に当たり前のことであった。
ロックというジャンルに全面的に持ち込んだのは彼らが初めてだろう。
 
僕がその名を知ったのは、『マーガレット』に連載されていた楠本まき『KISSxxxx』が最初で、
主人公カノンが落ち込んで家で毛布にくるまって明かりを消して聞いている音楽が
ノイバウテンと書かれていた。
工事現場の音、と書かれた別な記事を読んでネットのない時代の高校生はどんな音かと想像するだけ。
聞きたい、聞いてみたいと思い続けていると意外と簡単に願いはかなって
彼らの所属する Mute Records が日本ではアルファ・レコードと契約した時に
所属アーティストの旧譜がボックスセットなどの形でたくさん再発された。
Can / Depeche Mode / Cabaret Voltaire / Laibach ...
といった中に、Einsturzende Neubauten も。
『対建築戦略』と名づけられたボックスセットには
「Strategies Against Architecture I」「Strategies Against Architecture II」の3枚組と
ブリクサ・バーゲルドの手書きのメモなどの豊富な写真、ドイツ語の歌詞と邦訳、
ディスコグラフィーやインタビューが掲載されたブックレット、
そして『狂い咲きサンダーロード』や『爆裂都市』の
石井聰亙監督が手掛けた『半分人間』のVHSテープが収められていた。
”廃墟求む”という広告が話題になった1985の初来日公演のドキュメンタリー。
想像していた以上に危険な音だったな。
家に一人でいるときに音を小さくして聞いていた。
当時青森市のラジオ局の番組のひとつを所属していた演劇部が手伝っていて、
彼らの曲を使いたいという僕の提案は最初の一音で却下された。
 
ここまで息の長い活動を続けるとは思ってもみなかった。
彼らが尖っていたのはやはり80年代まで。
アルバムで言うと1989年の「Haus der Lüge」まで。
90年代もハイナー・ミューラーの『ハムレット・マシーン』を
ラジオドラマ化した時の音楽なんかも手掛けているけど。
ブリクサ・バーゲルドは80 / 90年代、Nick Cave & The Bad Seeds でもギターを弾いていた。
 
00年代以後は徐々に”静かな”方向へと向かっている。
過激な音は影を潜め、その歌は抒情性を増していった。
メタル・パーカッションに限らない様々な不思議な肌ざわりな音を組み合わせた、
たおやかな、翳りを帯びたポップ・ミュージック。
80年代の音が、彼らの生まれ育ったベルリンの都市性、都会性に対する批評的表現だとしたら、
今の彼らはどこでもない、都市と自然の融合した架空の世界へと向かおうとしている。
今作に刺激的な音はひとつもない。だけど彼らにとっての到達点なのではないかと思う。
衝動から知性へ。