年間何百枚とCDを買っていろんなジャンルの音楽を節操なく聞く僕ですが。
今年一番「えー! そうだったの!?」と驚いたのが……
一度聞いたら忘れられない、頭にこびりついて離れない、
ないない尽くしの歌詞が身もふたもないけど
サビのフレーズで全てなし崩しの「チャカ・ポコ・チャ」と
深夜の酒飲み番組の乾杯の場面で今でもよくかかる、
1月、2月、…12月と様々な理由で酒が飲めると豪語する
「日本全国酒飲み音頭」が同じグループによるものだったなんて……
頭の中の全然別の棚に仕舞い込まれていた。
「chaka poko cha」
「バラグーダー - 日本全国酒飲み音頭」
それぞれ1982年、1979年のヒットソング。
バラクーダというグループ。
僕よりも少し年上の世代ならば
あー知ってる知ってる! なのだろうか。
調べると一発屋どころか、二発屋、三発屋だった。
「演歌・血液ガッタガタ」という曲もヒットしている。
世間的にはコミックバンド。
歴史が繰り返される中でこの辺りが一番リバイバルしないんだろうなあ。
フォロワーもいない。
曲だけが独り歩きして。
「日本全国酒飲み音頭」は怒髪天がカバーしているのを聞いたことがあるけど、
「チャカ・ポコ・チャ」を正面切ってカバーする人なんていないだろうな。
「およげ! たいやきくん」ぐらいの特大ヒットになると
ダイアモンド☆ユカイやBEGINがカバーしているが……
「チャカ・ポコ・チャ」ってこのリズム何かに使えそう。
サンプリングする人もいないのか。
電気グルーヴですら、恥ずかしさを覚えるか。
いや、よくわかっているミュージシャンならば恐らく
敬意を表してのスルーなのだろう。