昨晩は一日遅れで
『サザンオールスターズ ほぼほぼ年越しライブ2020
Keep Smilin' 皆さん、お疲れさまでした!! 嵐を呼ぶマンピー‼』を視聴。
今回はファンクラブのサイトからチケットを購入したので後日オリジナル特典が届くようだ。
ところどころ、昭和のホームコメディのように
こたつのある部屋でメンバー5人の小芝居が入ったものの
それ以外は6月の配信ライブからほぼ変わらず。
横浜アリーナで開催、ホーンやコーラス、ダンサーもおそらく変わらず。
毛ガニいじりは相変わらず。医療従事者たちへの感謝も忘れない。
終盤「エロティカ・セブン」や「マンピーのG★スポット」で盛り上げて
しかし一緒に見ていた妻も言っていたが、これは特別なライブなのだと。
年越しなので本編最後にカウントダウンがあったとかそういうことではなく。
序盤に「東京VICTORY」、終盤に上記の曲を配置した以外は特大ヒット曲はやらず。
80年代前半までの初期の曲、
シングルのA面やB面のみでアルバムに入っていない曲がほとんどだった。
順番は覚えていないが……
「いとしのフィート」(『熱い胸さわぎ』1979)
「あっという間の夢のTONIGHT」「夕方HOLD ON ME」(『人気者で行こう』1984)
(『10ナンバーズ・からっと』『NUDE MAN』『綺麗』『KAMAKURA』からの曲はなし)
シングルだけの曲は「Ya Ya(あの時代を忘れない)」「ボディ・スペシャルII」
さらにシングルB面の曲も。
「走れ‼トーキョー・タウン」「世界の屋根を撃つ雨のリズム」
さすがにこの辺りは全然わからなかった。
(「世界の屋根を……」以外はやはり80年代前半の曲)
他、90年代以後の『葡萄』『キラーストリート』『さくら』『世に万葉の花が咲くなり』からもちらほらと。
どんだけレパートリーがあるんだろう、B面の曲も思い出してすぐ演奏できたのだろうか、
どんだけ練習したのだろうかと思う。
これらの曲を選んだ理由、基準は何だったのだろう。
気まぐれに裏名曲集をやったのではない。無作為にダーツで選んだかのような。
世間一般に言われるヒット曲、名曲だけが大事なのではなく、
忘れられそうになった地味な曲も同じひとつひとつの命を持った歌であってそこに優劣はないのだと。
そこに光を当てたい。そういうことなのだと思う。
それが名もなき、この年末年始も働き続ける医療従事者たちへの彼らなりのエール。
最後、茅ケ崎や陸前高田の浜辺で彼らがこの日のために上げた花火の映像が。
こんなことできるのはサザンだけだな。
今、この国へのエール。
僕らも元気をもらった。