餅の話

元日のこと。
いつもは青森で過ごしていたが、ステイホームの今年は東京のまま帰らず。
町内会の歳末助け合いで集金のあった際にもらったサトウの切り餅があって、
じゃあそれで雑煮を作るか、となる。
 
熊本で正月に食べていた雑煮はしょうゆの澄まし汁であったという。
青森と同じ。
関西はみそ仕立てと聞いたことがあったが、
九州、あるいは熊本は違うのかもしれない。
三つ葉とかまぼこは正月用に買ってきておいた。
鶏肉、だいこん、人参が冷蔵庫に入っていたのでそれで作ろうとしたら
もやしも入れるという。
え? 餅ともやし? 初めての組み合わせで驚く。
 
もっと驚いたのが、すまし汁を作った後で餅を焼こうとしたら、
え? なんで餅焼くの? と。
逆に僕は、じゃあ焼かないとしたらどうやって餅を雑煮にするの? と。
熊本では雑煮の餅はすまし汁の中で煮るのだという。
ふやふやとふやけたのがいい。
次の日も食べるだろうとすまし汁を多めに作っていたので
その中で餅を煮ることはせず、別の鍋で煮て入れることにした。
 
餅は丸餅。
東日本だとつきたての餅を広げて四角く切るけど、
西日本は手で丸める。
そこは九州も同じようだ。
その時家にあったサトウの切り餅が四角いので、
もしかして九州のサトウの切り餅は丸いのか? と思ったが
そんなことはないようだ。
しかし同様のパックで個包装の丸餅は売っているとのこと。
 
そういえば、鏡餅って丸いけど東日本の鏡餅が四角いということはない。
あれは一年を丸く、という意味があってのことなので
四角くすることはないんだろうけど。
 
その後、3日の日に InterFMで『Lazy Sunday』を聞いていたら
餅を食べる話になって、いろんな食べ方をリスナーに募集していたら
餅にバターを塗ってその上に納豆を乗せたのがうまいと。
そういうのもありか。
 
僕は餅にピザソースととろけるチーズをのせて焼いたらうまいんじゃないかと思う。
もんじゃ焼きにも餅めんたいチーズってありますよね。
そんな感じで。まだ試してはいないけど。