最近のみみた

一時、真夜中にカリカリをせがむのが落ち着いてきたと思っていたら
またこのところ激しくなってきた。
布団で寝ていると午前二時前ぐらいに起こしに来る。
それまでは起き上がりってトイレに行ったり、
キッチンに行って何もしないで戻ってくると諦めてリビングに引き返していた。
 
それがここ数日はトイレの前で待っていたり、キッチンから一緒に戻ってきたり。
布団に潜り込んでも隙間から手を突っ込んできて「そこにいるんだろ!」と。
うずくまったうなじを噛みついてくる。
たまらず布団を跳ね飛ばしてみみたを見つめたら、
ふぎゃーと叫んで手を伸ばし顔をひっかこうとした。
本気で怒ってる。
こんなとき相手にしたらいけないし、見つめるなどもってのほかなんですよね。
でもどうしていいかわからず、向き合えばわかり合えるなどと思ってしまう。
 
仕方なくもう一度起き上がり、キッチンに行って猫用のスナックを一つまみ皿に与える。
これで少しはおとなしくなるか。
そう思って布団に戻ってきたら食べ終えたみみたもすぐやってきた。
「これぐらいで満足できるか!」とまた噛んでくる。
で、また布団から出て喧嘩のやり直し。
最後は布団をかぶって丸くなった。
その布団の中に入ってきた。
頭の方からだと噛んでくるのに、足の方からだとおとなしくなる。
 
夜が明けると別人となる。
バルコニーに出て洗濯物を干すとき、一緒についてくる。
足元に道路に面した小窓が一つあって、そこから外を覗くのがみみたは好きだ。
飽きずにずっと眺めている。
何かびっくりするようなことが起きて慌てて飛び出したりしなければいいが、
と思いつつ、たいがいは干している間黙ってそのままにしておく。
 
先日はランドセルを背負った子供が右から左に駆け抜けていったときに、
みみたも首を右から左に。
そういうかわいらしいのを見てしまうと、ねえ。
 
窓がある、物語が生まれる。
YKK の CM みたいだなと思う。
そういえば、最近新作が出てますね。
「Wait at home」篇。
お留守番の猫が長靴から出てくる。
シックな感じの家。窓の外にはオーストラリアかどこかの海岸?
崖の上の雄大な風景。家路につく親子。
「幼なじみ」篇や「お留守番」篇といった名作と比べると物足りないけど、
猫がかわいいことには変わりはない。
 
2月22日はニャーニャーニャーで猫の日だった。
ドリカム中村さんは大和ハウスと協同開発? した「ネコレット」を発表していた。