南極越冬隊のたけし

facebook でつながっている方が、
最初の南極越冬隊に同行した猫について写真を上げていた。
三毛猫の「たけし」という。
 
国立極地研究所のサイトにその写真がまとめられていた。
 
『南極新聞』にて名前が決まったとか、
将棋を打っている横で眺めているとか。
ひとつひとつの写真にほっこりする。
 
第一次南極越冬隊ということは
もしかして映画『南極物語』のタロ、とジロの、あの越冬隊だよな。
犬たちは悲劇が待っていたが、猫のたけしは隊員たちと日本に帰ることができた。
良かったと思ったが、帰国から1週間後に行方不明になったという……
 
2月22日は猫の日ということで
2018年のこの日、『ほぼ日』でも取り上げられていた。
 
タロ・ジロ秘話もある。
たけしの気をつけポーズの写真がかわいい。
 
国立極地研究所は見学もできるようだ。
しかし昨今の状況で今は金曜日のみ開館、事前予約制。残念。
 
ミュージアムショップも閉まっているとのこと。
見てみると南極大陸図や北極海図を売っていて、
これいいなあ、なんかワクワクするなあと思った。
 
代わりにこういうコンテンツが。「おうちで極地」
https://www.nipr.ac.jp/science-museum/special/ouchi/
 
オーロラの動画、越冬隊員のインタビュー、
世界各国の南極基地から届いた極夜祭のグリーティングカードなど。
極夜祭とは夏至の時期の祭り。
日本のグリーティングカードを見ると第61次南極越冬隊とあった。
もうそんなになるのか。
1956年が第一次なので、ほぼ毎年行ってることになりますね。
(調べてみたら1962~1964年の3年間は派遣しなかったとあった)
 
今は南極の基地に動物を連れていくことはできないのだという。
南極に行った猫は後にも先にもたけしだけなのかもしれない。