20年ぶりの? モスバーガー

モスバーガーが「丸ごとレモンのジンジャーエール」という
期間限定メニューを出していて
そこに熊本産甘夏の果汁を加えていると聞く。
飲んでみたいと妻が言うので昼、行ってみた。
 
光が丘駅練馬春日町駅の間にあったなと歩いていく。
駅の向こう側に出る。
『酒場放浪記』に出ていた「蜻蛉」のある辺り。
さらにその奥は住宅地。これまで歩いたことがなかった。
少し行くと木々に囲まれた公園があった。
遊具がまだ新しく、公園自体もつい最近できたのだろう。
大通りに出るとすぐそこにモスバーガーがあった。
 
混んでいなかったので中で食べることにした。
丸ごとレモンのジンジャーエール
僕はリニューアルしたという海老カツバーガーとかき揚げを挟んだライスバーガー。
妻はとびきりトマトとレタスのハンバーガー。
そしてオニポテ。
 
モスで食べるのいつ以来だろう?
学生時代は国立のバイト先の近くにあって時々昼食べに行っていた。
もしかしたらあれ以来20年以上ご無沙汰だったのか。
社会人になって自分から選んだことはないだろう。
人に連れられて入ったことがもしかしたら一度か二度はあったかもしれない。
 
久しぶりに食べると変わらずおいしかった。
いつも通りノモスだった。
経営が低迷していると聞いた時もあったけど、今は持ち直したのだろう。
その低迷期のメニューを知らずに済んだのは良かったことだと思う。
 
妻は玄米フレークの載ったシェイクがあったら頼みたかったという。
そういえばあったなあ。
学生時代食べに行くと、周りの女性客は皆あれを食べていた。
 
ふたつ食べて物足りず、せっかくだからともう少し頼んでみることにした。
定番のモスチーズバーガーとモスチキンを妻とシェアする。
あーこれだよこれ! 
包んでいた紙の底にケチャップや玉ねぎがたっぷり残ってて、
それをチュウチュウしながら食べる。
口の周りが真っ赤になる。
妻は「高校時代、モスではデートできないって皆で言ってた」と。
いや、でもこれ込みのモスバーガーだよな。
 
ハンバーガーをふたつ半、それにモスチキンにオニポテも半分ずつ。
腹いっぱいにして店を出る。
二人分で3,000円以上となった。
モスでこんな使うとは……
公園を散歩しながら帰って、途中図書館に寄った。