年に一度の検診、人も猫も

昨日は年に一度の人間ドック、というか詳細健康診断。
いつもの八重洲の検診センター。
これまで10年近く利用してきて
少しずつ進化しているなあと思ってきたのだが、
今回ガラッと変わっていた。
 
受付を終えると小型のタブレットを渡される。
視力、眼圧、眼底、聴力、心電図などの検査項目が並んでいて
どれが終わったのか、次はどの検査に行けばいいのか指示される。
それでさらにスムーズに進むようになったのか、
壁際に各検査室が並んでいて真ん中は広く空いて
待ってる間用の椅子がずらっと並んでいたのが
コロナ禍ということもあるんだろうけど
だいぶ数が減らされていて、
各検査室の前に固まって置いてあるだけになった。
 
これが簡易版の AI のようなもので空いている検査室のところに
自動で割り振っているのか、
これまでのように達人の担当者が空きを見てテキパキ割り振ったのを
タブレットに送っているだけなのかはわからなかった。
今回もいつものコントロールの達人の方がいつもの席でいつものモニターで
誰がどれを検査済みかの細かい一覧表は逐次眺めていたけど。
 
このタブレット、よく見たらタブが分かれていて
「オプション」にすると今回申し込んだオプションの検査項目が表示されるようだ。
「アメニティ」とあって、なんだろう? と思ってみてみたら
待っている間の暇つぶし用に雑誌や漫画が読めるというものだった。
でもそれもタダで読めるものなので
名のある雑誌の名のある漫画というわけではなく、
その多くはコンビニで売ってる「本当にあった〇〇な話」みたいなやつ。
いや、僕が最近の漫画に疎いだけなのかもしれないけど。
雑誌は国内国外の旅行のものが多かったかな。
1時間ちょいの検査の合間にちょっと読むだけなら、
確かにそういうのがいいだろう。
 
視力検査も今回から、覗いて右とか上とか口頭で答えるのではなく、
スティックを右手で操作してCの穴の位置に合わせて
右に倒したり上に倒したりするものに変わっていた。
こういうものも進化するんだなあ。
 
肝心の検査結果としては血圧が高いというのが
先週受けた会社の健康診断から変わらず。
血圧計を買って毎日測りなさいと
問診の先生からも結果判定の先生からも言われて
今日の朝 amazon でいくつか見てみる。
昔祖父母の家に行くと卓上で使うとても大きなのが置いてあって
ああいうの置くのやだなあと思っていたのが、
今のはだいぶ小さくなっているものなのですね。
 
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今日の午前中は
先週のみみたの血液検査の結果を聞きに動物病院へ。
散歩がてら行こうかと歩いていったら梅雨明けの炎天下、片道30分。
今日は結果を聞くだけなのでみみたは連れず。
 
肝臓の結果が若干悪いのは例年通り。
腎臓の数値もふたつあるうちの片方が若干よくないという。
その数値は絶食して検査しないと高く出てきてしまうのだと。
前の晩いつも通りせがまれて夜中の3時ごろか、カリカリを上げてしまったからなあ。
来年は僕かみみたが隔離した部屋で寝ることにしよう。
当面は水を飲み過ぎてないか様子を見ることにする。
 
みみたも人間の年で言うと30台に入った。
もう立派なおっさんだ。
僕のように健康に気を付けないといけない年齢になってきた。
人間の検診の仕方は年々進化してるけど、
触診と血液検査と、犬や猫の検診はなかなか進化しないかもな、
ということを考えながら帰り道を歩いた。