アップルパイ問題

青森出身の後輩ちゃんから教えてもらう。
昨日の東奥日報に気になるニュースがあった。
 
『「学生にアップルパイ配布」予算案、常任委を通過 弘前市議会』
 
弘前市議会にて可決された予算案にて
弘前市内の学生に対しアップルパイを「主食」として配る事業費が含まれたとのこと。
・市内の大学や専門学校11校に通う学生約6千人が対象
・事業費は264万円
・配布時期は11月を予定
 
コロナ禍でアルバイトや仕送りが減り、生活費に困っている学生がいる、というのはわかる。
しかし、アップルパイより米の方がいいんじゃないかという意見は少数として却下されたようだ。
特に女子学生に限るという記載はなさそう。
男子学生だったらおにぎりをもらった方がうれしそうだけど……
弘前の人の主食はアップルパイなのだろうか。
(というか、僕が学生だったら米やアップルパイではなく、単位くれと言ったと思う)
 
それはまあいいとして、気になったのは取材に応じた議員の発言。引用します。
「学生たち、特に女の子たちはアップルパイを楽しみにしている。お米を食べない女の子もいる」
「米は食べずパン派という学生もいて、好みは千差万別。
 いただけるなら何でもありがたいという学生も多いと思う」
 
なんだろ、このご時世、いろいろと物議をかもしそう。
前者のピュアなジェンダー感(妻曰く)もなんだけど、
後者の、上から目線の全てをぶち壊すような。
だったらなおさら、アップルパイじゃなくてもいいじゃん。
 
身近な青森出身の LINE グループふたつで話題にしたところ
どちらからも、アップルパイ業者と癒着してるのだろうか……、と。
まさかそんなあからさま過ぎることはないか。