木漏れ日の中を歩くような、海辺で朝焼けを待つような、
落ち着いた雰囲気でまとまっている。
上質な紙を使っていて1枚1枚のページが厚い。
NHK BSの『日本縦断 こころ旅』が
緊急事態宣言の影響を受けて新作の撮影が休止。
先週から春の旅の再放送が始まった。
長崎県。
壱岐の猿岩、はらほげ地蔵、小島神社はこの冊子にもグラビアで載っていた。
壱岐の4日目、カメラマンが出会った若い夫婦の写真のエピソードは
前シーズン屈指の名エピソードだったと思う。
こころ旅で正平さんはこんなことを言っていた。
そう、僕も文化の入り乱れる国境の島を訪れてみたかった。
冊子の冒頭にて古事記の国生み神話について書かれていた。
昨日の『ブラタモリ』が淡路島の後編で
全ての始まりのオノコロ島は淡路島の南に位置する沼島ということになっていた。
この島に降り立って次々と島をつくっていく。
その一番目が淡路島だった。
そういうところも興味深くて。
古事記の昔からこの国の果てとして重要視されていたんだな。
酒蔵を回って何百年と続いた焼酎を飲んでみたいという思いもあって。
僕にとって今一番行きたいところが長崎県かな。