久しぶりのいせや

予定のない土曜。
妻が吉祥寺に友人の誕生日プレゼントを買いに行くというのでくっついていく。
昼前に家を出る。
バスに乗って石神井公園、上石神井と1時間揺られていく。
 
昼どこで食べようかとなったとき、真っ先に思い出したのがいせや。
緊急事態宣言も解除されて昼ならば酒も飲める。
あー焼き鳥屋で生ビール。いつ以来だろう?
 
僕は知らなかったのですが、いせやって北口にもあったんですね。
ヨドバシの北、パーキングセンターの地下。
13時近く、案外すぐ入れた。
そんなに混んでなくて席の間隔も空けたまま。
密にならずに利用することができた。
でもやっぱ公園口の公園が見える店の方が気持ちがいいな。
公園口の店ならば行列だっただろうな。
どちらを取るか。
 
よく働くけど愛想のない店員もいつも通り。
生ビールに、焼き鳥13種類全部を一皿に乗せたセット。
枝豆にポテトサラダ。
生ビールをすぐ飲み干して、メガジョッキのハイボールへ。
食べ終えて店を出る。
妻が言うには不思議と、久しぶりに店で飲むビールだ、嬉しい!
という感じでもなかったと。確かに。
数カ月ぐらいではそこまでならないのか。
それとも家では普通に飲んでたからか。
 
駅ビルの雑貨屋を回り、東急の裏の通りも散策。
古本屋の『百年』に入る。
山口富士夫が村八分時代を語った本は迷ってやめる。
レーナ・クルーンというフィンランドの作家の『スフィンクスか、ロボットか』
という本が気になって買った。
『初めて出逢う世界のおはなし』というシリーズの1冊であるようだ。
そのフィンランド編。この国の作家、そう言われてみると全く知らない。
他にも出てるのかな。東宣出版という初めて聞く出版社だった。
 
佐藤の肉屋のメンチカツの行列も長く伸びて、
ハモニカ横丁の飲食店はどこも賑わっていた。
 
歩き疲れて帰りのバスは寝た過ごした。
夕暮れ。17時に帰ってきた。