散歩日和

10月に体育の日がなかったので、ずいぶん久しぶりに平日の祝日という感じ。
こころ旅を見るので普通に7時に起きる。
午前中は読書。読みかけの本4冊をこの日は読み終えようと。
『問いのデザイン』と『ドキュメント 山小屋とコロナ禍』をまずは読み終える。
 
妻が昼を用意して、昨晩の炊き込みご飯をバターで炒め、ふわとろ卵を乗せる。
豚汁を温めて食べる。
日差しが眩しく、バルコニーにデッキチェアを出す。『怪談』を読み終える。
岩波文庫。後半の蝶に関するエッセイを読んで
ラフカディオ・ハーンのこの本は根っこにボルヘス『伝奇集』と同じものがあるなと思う。
 
せっかくだから散歩に出るか、と思う。
妻が図書館に本を返しに行ってほしいというので持っていく。
よく晴れた祝日の公園には大勢の人がいた。
広場はいつも通り、スケボーの練習をする若者たち。
よくフリマをやっているエリアではターゲットバードゴルフとかいうスポーツの
子供たち向けの体験レッスン。
開いた傘を裏返したようなネットがあって、そこに向かってパターだったかな、
クラブを持った子供がバトミントンの羽を打つ。
 
広場はこの時期、八丈島から来たテントが新酒祭りをやってたけど。
まだ当分は来れないか。
昨年は一度目の緊急事態宣言が終わって落ち着いていたこの頃、来てたんですよね。
思えばあの時期はまだ酒の席での飲酒、会席がよくないという雰囲気ではなかった。
いろんなことにてんやわんやで。何がよくなくて何がよいのか、カオスだった。
 
早い木々は紅葉を迎えている。
駅北口の公園から遊歩道を渡って南側の団地の中の公園へ。
久しぶりにブックオフ
510円以下のコーナーが充実している。
チャットモンチーの最後のアルバム、電気グルーヴの『A』のリミックスアルバム、
持ってなかったなあとそれぞれ290円で買う。いい買い物だった。
キノコホテルの1枚目を510円で。この人たちいつか聞いてみようと思っていた。
Radwimps の『君の名は。』のサントラも510円。迷ってこちらはやめた。
いつでも買えるかと。3枚も並んでた。
 
14時過ぎ、近くの「フクパン」に寄る。
ここの総菜パン、カレーパンも海老カツサンドもおいしいんだけど、
その手のものがほとんど売り切れ。
午後の部の焼き上がりが15時半だから谷間の時間帯だったか。
コッペパンとクロックムッシュが焼きたてだというので買ってみた。
やまやでウィスキーを買って帰った。
 
まだ日が出ていたので再度バルコニーにデッキチェアを出して
『ヒロシの自虐的幸福論』こちらも読み終えた。
16時前、だいぶ寒くなってきて中に戻る。
この後は村上春樹『村上T』を読むかな。
のんびり、ぼんやり、過ごすことのできた日だった。