福岡1泊2日(1日目前半)

前の晩は23時半、『おんな酒場放浪記』を2本見たところで布団に入った。
5時起き。玄関に台を置いて除菌スプレーやウエットティッシュを並べたりと
ペットシッターさんを迎える準備をする。
みみたには猫缶を。なんでこんな時間に? ときょとんとしている。
6時前に家を出た。ようやく夜が明け始める。
 
大江戸線に乗る。今回の旅本は
中島らも『クマと闘ったヒト』
どちらも面白いな。時間を忘れて読むことができる。
前者は6・7年前に読んだのを文庫で買い直して、再読。
後者はミスター・ヒトへのインタビュー。プロレスの裏話の連発。
 
大門に着いてモノレールに乗り換えようとしたら
荷物を抱えた人たちが皆、浅草線の方に流れていく。
ちょうどよく羽田空港行きが来た。
先日千葉ニュータウンに行った時もそうだったけど
京成線、京急線の車両は座席シートの真ん中が荷物置き場になっていて
混雑している時は前に倒して座ることができる。
空港に着いて立ち上がったら座席がバネでピョンと跳ね上がった。
 
7時半。多くの店がまだ開店前。
フードコートも暗いがよく見ると座席に座って休んでいる人たちがチラホラと。
エスカレーターに乗って保安検査場の前まで来るとかなり混雑している。
行列が何重にも折り返している。
福岡行きの出発は 08:55 でまだ時間があるけど早めに僕も並ぶ。
頭上の時刻表を見るとことごとく満席。
月曜も休めば緊急事態宣言解除後の連休。
僕もそうだけど皆、あちこちに出かけるのだろう。
 
通過して搭乗口へ。
軽食の店の前を通りがかったら春木屋のラーメンを出す、という店があった。
思わず食べそうになる。空港は誘惑が多い。
機内へ。満席だけど機体は小さい。右3列、左2列の。
今回は窓際にしてみた。
しかし翼の真横。スッと伸びてかっこいいが、景色は見れず。
 
11時前に空港到着。地下鉄に乗って2駅で博多駅
このアクセスの良さ、ほんと素晴らしい。住みやすい。
昼は駅ビル、アミュプラザの10階の店でもつ鍋を食べるつもりだった。
7階にタワレコがあるので1枚買って、解説を読みながら生ビール。
タワレコそのものは大きくなくスカスカでアイドル、韓流中心。
光が丘の店を大きくしたような。
洋楽の品ぞろえはあまりパッとせず、残念。
Kiss 『Destroyer』(当時の邦題は『地獄の軍団』)の
45周年記念のデラックス・エディションが昨日出たばかりでそれを買うことにした。
 
10階へ。エスカレーターがさっきからいっぱいだなあ、途切れないなあ
と思いながら上がってみたらめぼしい店は既に満席で行列。
目当てのもつ鍋の店も。
もつ鍋だと二巡目に入るのも時間がかかるだろうなあと断念。
水炊きの店に空きがあってそちらにした。
順番に具材を入れて行って時間をかけて鍋を食べることもできるし、
ランチだと出来上がったのを御膳で、というのも可能。
その御膳にしてみた。
鶏皮ポン酢を追加して生ビール。
御膳は唐揚げやもずく酢などがついていた。
最初に水炊きのスープを。コラーゲンたっぷり。
鍋には鶏むね肉、もも肉、つみれ。
酢醤油に紅葉おろし、柚子胡椒を入れる。
水炊きをちゃんとした形で食べたのはこれが初めてかもしれない。
周りを見渡したら結構若い人が食べに来てた。
 
熊本から新幹線に乗ってくる妻と13時に待ち合わせ。
屋上庭園があるというので上ってみる。
子供向けのSLが走っていて線路が引かれている。
スケボー教室も開催されていた。
さらに階段を上って展望台へ。
港が近いから海が見えるかと思いきや、そこまで近くはないようだ。
この日の最高気温は20℃越えで汗ばむぐらいだった。
 
1階に下りて土産物屋が集まっているエリアを覗く。
母に電話して辛子高菜は食べるか、明太子は大丈夫かと聞く。
「ひよこ」や「めんべい」の博多限定のネギ味を買う。
 
妻と落ち合って、予約していたビジネスホテルへ。
駅の筑紫口からすぐ近く。
チェックインの時間がまだだったので荷物だけ預ける。
 
駅に戻り反対側の博多口へ。
大相撲九州場所の福岡国際センターと
ドリカムのマリンメッセ福岡は港の方へ、歩いて30分。
地下鉄が延びているのかと思いきや途中の呉服町まで。
道は大通りをまっすぐ、天気がいいから歩いていくことにする。
妻が熊本駅で買ってきてくれたヒライのちくわサラダを一本食べる。
 
実際には30分ぐらいもかからなかったか。すぐ着いた。
福岡国際センターの隣のホールにも行列ができていて、
なんだろうと妻が調べるとエレカシ宮本浩次のコンサートだった。