極楽湯へ

土曜のイベントで仕事がひとつ、一段落。
月曜の午後は休みを取って近くの「極楽湯」へ。
昼間とは言え月曜なのでガラガラなのかと思いきやそんなことはなかった。
先日、木曜の夜に訪れたときもそれなりに入っているなと思ったが、それ以上だった。
ソーシャルディスタンスを保とうとすると内風呂や露天風呂が壁際にいっぱいになっていたり
露天風呂脇の風に当たるための椅子が全部埋まっていていたり。
 
60代から80代ぐらいの年配の方たちが大勢いた。
リタイヤして、年間パスを購入して好きな時に好きなだけ入っているのかもしれない。
この常連感がすごかった。
端に腰かけてジェットバスを待つとか。
そのチョコン具合。
気づいて腰を浮かした時に向こうがチョイと手を上げる。
あくまでチョイ。
こちらも会釈してジェットバスを出る。
日本はこのチョイの文化なのだな。
それが案外スーパー銭湯に残っている。
 
この日は上がってから食事処で唐揚げと軟骨唐揚げ、枝豆で生ビール。
スタミナあんかけ丼というのがあって辛さが選べる。
激辛にしたら汗がブワーッと噴き出た。
風呂に入ったばかりだというのに。
メニューを見たら「サウナ飯」とあって
本当はサウナに入る前に食べるもののようだった。なるほどな。
メガハイボールを頼んで、塩昆布キャベツを追加。
持ってきた文庫を読みながらチビチビ飲んで過ごした。
 
歩いて10分ぐらいか。
もう少し家から近かったら回数券か年間パスを買うのにな。
妻と一緒に家を出て向かうのではなく
なんかもう名古屋の喫茶店のモーニングのように
仕事が終わって帰ってきたらそれぞれのタイミングで入りに行って
お食事処で落ち合う、というところまで来たらツウだな。
「あれ、来てたの? じゃあ飲むか」というような。
「オレもう2回入ってきたよ」なんて言ってみたり。
 
光ヶ丘には公園の西側にこの「極楽湯」があって、
光が丘駅だけではなく石神井公園駅成増駅和光市駅とのシャトルバスが出ている。
公園の東側には以前、「お風呂の王様」があった。
僕らが引っ越してきた5年前は営業していたが、2018年に閉店。
結局一度も行くことはなかった。
妻が最近何かでたまたま見つけたんだけど
和光市駅の近くに今週末、別の「お風呂の王様」がオープンするようだ。
30分以上かかるか。歩いていくには湯冷めする距離。
極楽湯」のようにシャトルバスが出るのだろうか。
間違えないようにしないとな……