大晦日のこと。
紅白のラインナップを見て何もそそるものがなく……
けん玉とか。NHKもやめ時を失ってるのではないか。
(そもそも毎年のように同じ人が更新するギネス記録ってなんなのか)
ファンの方には悪いが、何で今更ケツメイシが初出場なんだろう。
20周年とはいえ、出るべきならもっと若い時だったんじゃないか。
予定調和と最大公約数がおかしなところに向かっている。
その名はどこかで聞いたことがあったが、……今年5回目だという。
もちろんももいろクローバーZが主催。東京03と共に司会。
赤でもなく白でもなく、ももいろ。
紅白の裏番組にうってつけの人選だと思う。
これが意外と面白かった。
始まりが木梨とココリコ遠藤とホリケン、
森口博子に松本明子にファーストサマーウィカ、ヒコロヒー
高橋ショージが「ロード」を、大友康平が「Ambitious」を。
トリの近く、NOKKO が出て「MOON」を歌ったのもうれしかったなあ。
その他おっさんにはよくわからないアイドルたちが多数。
東北産のアイドルというのがいたな。MAX も現役で登場。
最近の若い人たちのコーナーでは Saucy Dog というバンドがよかった。
あと、s**t kingzというグループも気になった。
東京03の角田が長渕の「Super Star」を歌ったのが案外うまかった。
これが大仁田の動きが遅すぎてしょぼかったけど、まあ楽しめた。
ノアや新日への恨み節は健在。
2021年の顔、ということでなぜか、ひろゆきも。いつもの配信部屋でワインを飲んでいた。
「『ももくろ歌合戦」見たことありません』とあっさり正直に。
さだまさしはコンサート会場から中継。紅白も同じ扱いだったはずで。
大トリは五木ひろし。いいのか。紅白を蹴られてこちらに。
歌い終えた後のエンディングもノリノリで大御所の貫禄あり。
個人的には紅白よりもこっちの方が大晦日に聞きたいラインナップだったな。
しかもこちらの方が見てて気楽。
見てて感心させられたのは、ももクロがいかに芸能界で愛されているか。
皆、ももクロのためなら喜んで出るよ! という感じだった。
しかしこのイベントを裏で開催する限り、
本家の紅白にももクロは出られないんだよなあ。
その覚悟というか割り切りが何よりもあっぱれであった。
本編の後はももクロ自身のコンサートとして3曲披露。
『モテキ』の映画で使われた「走れ!」を歌ったのがよかったなあ。
ももクロは一度だけリアルに見たことがある。
あれは何年だろう。
異色格闘技を繰り広げていた時代に、神聖かまってちゃんと2マン。
5人時代で、英語が得意な子がいたな。