寝ようとしたらその次の番組の『X年後の関係者たち』が始まって、
テーマが『月刊ムー』だったので思わず見てしまった。
5代目の編集長や
僕が子供の頃から超常現象研究家として活躍していた並木伸一郎氏らが出演だった。
新海誠監督の映画にチラッと出てくるなどでまた話題に。
3周回って今、ムーが来てるんだな。
実は小さい頃からムーを愛読してて、というのが
やたらかっこいいことのようになっていないか。
昔はムーを読んでるのは奇人変人の日陰者だったように思う。
僕もその一人でこっそり買ってこっそり読んでいた。
空き地や教室で皆と読むなどありえなかった。
兄や姉の心霊写真の本を持ってきてそれが回し読みされることはあっても
わざわざ専門誌、月刊誌を読むなんて……
僕が一番はまっていたのは小学校高学年までで
小遣いの使い道もなく、
『MU BOOKS』というのシリーズのUFOや超能力関係ばかり買って読んでいた。
その後、コンピューターにはまってそれも数年で収まって
中学生からはロックにはまって今に至る。
ムーなんて恥ずかしいとあの当時買った別冊は皆、古本屋に売ってしまった。
あれを今持ってればなあ。
値打ちがどうこうではなく、もう一度読み返してみたい。
いくつかこれだけは、というのを残していて
ボロボロになったのが今も手元にある。
『MU SPECIAL』と書かれた別冊。
恐らくそれまでの記事を再編集した傑作選と思われる。
これの『世界超科学百科』というのが今読んでも素晴らしい。
昭和60年8月発行なので1985年か。
「二コラ・テスラの世界システム」
「エジソン霊会通信機」
「ヒエロニムスマシン」
といったところから始まって、
第10番惑星、反重力、反進化論に触れて、
最後の方では当時の最新の話題だった
かなり勉強になった。
これ、再発されないかな。
このシリーズはあと、UFO篇と不思議現象篇を持っている。
UMA篇も持っていたはず。
どちらも裏表紙の広告が
『アルファトーン31型 心を強くする脳波バイオフィードバック』とあって
頭に器具をつけて瞑想する女性が。
こういうところからオウム真理教に入った人もいるんだろうな……
そこのところの功罪もムーには一部あるとは思う。
そういえば『地球の歩き方』も
ムーとコラボして『異世界の歩き方』というのを先日出してるんですよね。
ムーとの再会に当たって、まずはこれを読まなきゃ。