墓参り

父の命日が近づいて墓参り。
例年だと4月に入ったか入らないか、桜が満開の頃に行くのだが、
来週末予定ありで一週早くとした。
 
昨年はバスで行ってみた。
午後、雨風強くなると聞いて今年は車。
カーナビでは10分ちょいの距離であるが、大泉学園はいつもあちこち混雑していて。
大通りではなく住宅街の中を入ったはずが、対向車線が延々とぞっとするぐらいの渋滞だった。
なんでだろうな。大泉学園は社長の邸宅の多い、セレブの町だと聞いたことがあるが。
道が入り組んでいる。
 
駐車場に停める。
手桶に水を汲んで墓へ。
ライフで買った仏花を妻が活けて、僕は線香に火をつける。
周りでチラホラと更地になったのが目につく。
昨年来た時、斜め向かいがそうかと覚えていたが、
今年はさらにその向こうが土に戻って見通しがよくなった。
墓じまいするところが増えているのだろう。
都心の有名な霊園は今も人気が高いと思われるが、
郊外の普通のお寺さんの墓地は空き家が目立つようになるのでは。
見渡すとお彼岸を過ぎて花を供えられた生き生きとしたお墓もあれば、
もう何年も誰も訪れてないのだろう、風化したようなお墓もあった。
本堂からは読経の立派な声が聞こえた。
 
来る途中、大泉学園の駅北口の桜通りも満開が近づいていた。
境内の桜も半分ぐらいか。
毎年、散歩がてら桜を見に来ている人をよく見かけたが、
今日は風も強かったのでひと気がない。
 
帰りは別なルートで。
大泉学園北口の通りをまっすぐ東へ。谷原の方に出る。
谷原の交差点の手前、牛角・かに道楽の辺りまではスムーズだった。
笹目通りに入るところなのでここで車が溜まって待つのは仕方がない。
 
久しぶりに「旬」に行って魚を買うか、となる。
昼はメローカマの西京焼き、牡蠣の春巻、海老オクラ山芋のかき揚げ。
夜は中巻の詰め合わせ。つまみにイワシの素揚げ、酢昆布など。
来週の平日は魚を焼いて食べるかとさんまの開き、サバのみりん干しなど。
ここではついつい財布のひもが緩む。
隣のスーパーの総菜屋で焼き鳥まで買ってしまった。
 
島忠で買い物をして戻る。
昼を食べてライフに買い物。
帰ってきたころから雨。
母に墓参りに行ったことを電話する。