3回目の搬入へ

青熊書店、神保町「PASSAGE」へ3回目の本の搬入。
(僕は2回目だけど、妻が先日本の補充に行っていた)
 
昨日のうちに「PASSAGE」の管理画面での在庫登録や
本をプチプチに包んでおくといった作業、
実際に本を並べてみたら、というシミュレーションを終えておく。
 
14時過ぎに家を出る。
妻は搬入作業を終えた後、そのまま羽田空港に向かって熊本へ。
(僕は今回同行せず、3日から青森)
 
15時半、神保町の駅に着いて荷物をコインロッカーに預ける。
キャッシュレス対応されたコインロッカーは珍しくなくなったけど、
それでも1日単位で預けて300~500円だったのが
ここはキャッシュレスのきれいなのが1時間単位で100円から。
これはとてもありがたい。世の中は進化するものだ。
 
それはさておき。すずらん通りの「PASSAGE」へ。
この日、赤毛のアンの訳者としても知られる
松本侑子先生のサイン本販売会も開催され、狭い店舗は大賑わい。
店長の方もゆるい音楽をかけたらクラブみたいだと。
 
バタバタしている中、店長やスタッフの方々にサポートしていただいて
納品、値札のシールを貼って、
今回は妻の友人の熊本のイラストレーターの方に「青熊書店」のキャラクターを
描いてもらったのでそれも蔵書票として貼る。
前日のシミュレーション通りに本を並べる。
本も増えたし、前回はただ並べただけだったのが
棚の中の隠しコーナーや球磨焼酎のミニボトルをブックエンド代わりにするとか
工夫を凝らすこともできた。
 
周りの棚もどんどん充実、というか進化している。
互いの棚を見て少しずつ工夫を加えていくのだろう。
各棚がそれぞれ生き物のようで、
それが集まった「PASSAGE」ものもまたひとつの生き物のようだ。
 
思ったよりも早く終わって他の棚を見て回る。
あれこれ欲しい本があって、その値付けの仕方が気になって。
今回も1冊だけにした。
青土社が棚を出していて、『ユリイカ』のここ数年のを半額以下の650円で売っていた。
この中から一冊、遠藤ミチロウのを買って帰った。
 
16時半、神保町の駅で妻と別れる。
17時半には家に着いた。
家を出るときには、2人はまた泊りで出掛けるのかニャと
寂しそうにしていたみみたがホッとしてすり寄ってきた。