大阪出張

これで10回目ぐらいになるのかな。
新幹線の中では動画研修を何本か見て過ごした。
 
土曜、後輩から連絡ありでコロナ陽性。
金曜から熱と席が出たのだという。
もしかしたら火曜の飲み会か?
大阪駅前第三ビル地下の居酒屋の。
しかし、僕を含めて他のメンバーの体調は変わらず。
なんにせよ今回の飲み会はやめておこうとなる。
感染者数が落ち着く見通しもない。
 
火曜の役員訪問、teams にしたいとメールが。
なにー!! この暑い中、スーツを着てきたのに。
しかもちゃんと上着も着てきたのに。
金曜に言ってほしかった……
スーツなのでいつもより荷物が多い。
淀屋橋に着いて、いつものアパヴィラホテルに預けてから
引き返しオフィスへと向かう。
 
昼、気になっていたステーキハウスへ。
地下にあって本格的な佇まい。
鉄板を広げたスペースが3つぐらいある。
夜のコースを見てみたら1万円台半ば。
なのにランチは1,100円。
サーロインステーキ、ハンバーグ、カレー、日替わり。
もちろんカレーにした。
和牛を煮込んでゴロゴロ、ホロホロと。
もうやんカレーを超える肉だった。
これで1,100円は安いな。
北新地の競争の激しさの恩恵を受ける。
大阪出張最終日にまた食べたい。
 
22階で仕事をしていると祭囃子がかすかに聞こえた。
真昼間。どこかで祭囃子の練習をしているのか。
それとも隣の高層ビルの建築現場の鉄骨を組み立てる作業の
カンカンカンという音がそう聞こえるのか。
 
この日は定時で終わり。
いったんホテルに戻ってチェックイン。7階の部屋。
部屋の前に着いたら中から電話の音がする。
中に入って取るも、ツツーツツーと切れている。
ぞっとする。耳袋案件(怪談話)か。
「出る」部屋に泊まったのか。
いたずら電話だとしても感じが悪い。
フロントに聞いてみる。
なんのことはない、朝預けた荷物を忘れてますよとのことだった。
ありがたいことにわざわざ運んできてくれた。
 
御堂筋線に乗ってなんばへ。
アーケード街のBOOKOFFが目当て。
その近くに「丹青堂」という古くからと思われる書道用品の店があって、
そこにあった子猫が盥の中の金魚を狙っている小さな置物が気にいって
妻へのお土産に買っていくことにした。
 
BOOKOFF は上の階が古着でなかなか大きい。
しかし中古CDコーナーは大味かな、
と思いきや、500円コーナーが充実していて、さらに300円コーナーまであった。
ここの品ぞろえがよかった。
映画版ツイン・ピークスのサントラ、
ジョイスなどブラジルのミュージシャンによるディズニーのカバー集が330円。
他、ブルガリアン・ヴォイスの第一集を見かけてまた聞いてみたいな、
持ってなかったなと買う。550円。
The Blood Brothers の国内盤も550円。
 
駅地下街のなんばウォークを歩く。
アーケード街も地下街も人通りが多かった。
妻とは今夜一人になっても居酒屋で酒を飲むのはよしといたほうがいいか、
とやりとりしていた。
つまみをテイクアウトするか、居酒屋ではない店に入るか。
「ミツヤ」という洋食屋に入ってみる。
ショーウィンドーにあった「伝説のミツヤライス」が気になった。
オムライスの上にとんかつ。ミートソースとトマトソースが半分ずつかかっている。
卵の中は半分はスパゲティだった。
隣の席、前の席に客がいなかったので生ビールも飲んだ。
 
食べ終えて御堂筋線に乗っておとなしく帰ってくる。
大浴場に入って20時過ぎ。
本を読んで過ごす。
鳥居賀句『パンク・ロックを超えて』というインタビュー集。
米原真理『必笑小噺のテクニック』と角幡唯介『漂流』は引き続き。
缶チューハイをロックアイスに入れて飲みながら読む。
買ってきたCDの解説を読む。
月曜から夜ふかしを見て寝た。
 
火曜の昼はオフィスビルの近くの中華。
担々麺と麻婆豆腐、ライスのセット。
ここも夜はゴージャスな店のような。
ソファーの座り心地がよい。
だけど激戦区ゆえにここもランチはリーズナブルな価格で利用できる。
 
定時少し前にオフィスを出て新大阪の駅へ。
天気予報では午後から雨となっていたが、特に降る様子はなく。
新大阪の駅に着いて前から気になっていたステーキハウスの
ソーセージ、唐揚げ、ポテトフライのセットを。
注文を受けてから揚げ始める。
いつもの通り、デイリーヤマザキで缶ビール、缶チューハイ、氷を買う。
 
大雨の影響で車両点検となり、上りは岡山で新幹線が停まっていると知る。
雨雲レーダーを見るとピンポイントで真っ赤。
待合室に空きを見つけて荷物を置いて待つ。
同じのぞみでも新大阪始発は影響を受けず。
自由席で帰ることも考えたが、混んでるかもしれないのでやめることにした。
そのうちに運転再開となるも、30分遅れ。
ホームも出発時刻も変わる。
僕はスマホで状況を随時確認していたけど、
マゴマゴして乗り遅れた人もいたのかもしれない。
 
20分遅れぐらいで東京駅に着いたか。
今回も妻に迎えに来てもらった。
お土産の子猫が金魚のたらいを前にしている飾り物を渡す。
 
ふと気になって探してみると
BOOK OFF で購入した The Blood Brothers は既に持っているものだった。
残念。ま、しゃあないか。