高円寺の青森県出身者の店

妻が昨晩、弘前出身の後輩ちゃんと飲みに行った。
高円寺にいいホルモンの店があるという。
 
2軒目に入った店が、十和田出身の方の店だった。
「バラ焼き ホルモン こりん屋」
LINE でメニューの写真が送られてきた。
貝焼みそや肝醤油につけたイカの丸焼き、ニンニク焼きなど。
貝焼みそは小さなサイズで女性にちょうどよかったと。
ねぶた柄のシャイニーアップルジュースも並んでいた。
 
その店で後輩ちゃんが近くの別の青森県出身者の店を聞いた。
「酒場ル 丸森
ほほうと思って両方食べログで見てみるが、全然コメントがない。
評価の点数がついていない。
しかし、妻と後輩ちゃんがインスタや twitter を見てみたら
若者たちと思われる人たちが普通に話題にしている。
 
そうか、食べログってもはやおじさんたちのメディアなんだなと思う。
若者たちはおいしかったものの報告もまた友人たちに向けて、
あるいはその先にいる人たちに向けて TikTok で行うのかもしれない。
 
外食の情報であれなんであれ、
それが集まっている日本最大級のサービスに求めるというのは
考え方が古いのだろう。
かつ、そこに集まってくる情報も最大公約数的に当たり障りないのだろう。
少なくとも皮膚感覚で街ではこんな新しいことが起きている、
面白いことが起きているという知るメディアではない。
 
実際、高円寺にこんな店があったというやりとりを
僕と妻と後輩ちゃんは LINE で交わしている。
それをどこかのサイトに登録しておくなんてことはしない。
 
そういや、facebook ももはやおじさんたちの SNS と呼ばれて久しく。
ふと気が付くとかつ丼や麻婆豆腐といったグループで投稿しているのは
おじさん、おばさんばかり。
若者たちの声をとんと見かけない。
facebook の中で住み分けているというよりも、そもそもいないのだろう。
学生時代は TikTok なり LINE なり他の SNS でやりとりして
卒業したら OB会・OG会の facebook グループに一応入っておく。
そんな感じなのかなと思う。