最後の大阪出張(1日目)

5月から4か月に渡って毎週前半、月火、場合によっては火水や月火水で繰り返した
大阪出張も今週が最後。
リトライとなった経営層への最終報告を30日(火)に行って、
31日(水)PJ報告書の提出と、ワーキングループメンバーへの展開で
プロジェクトとしては一区切りとなる。
新しい部門に異動して初めての本格的な案件。
最初のうちは勝手がわからず無我夢中、あっという間だった。
 
それまで7時ちょうど発の新幹線に乗っていたのを
先週から1本早めている。
いつもだと仕事に関する本を読んだり動画研修を見て過ごしていたのを、
今回が最後だからまあいいかとプライヴェートの本を読む。
このところ少しずつ読んできた『死の瞬間』を読み終える。
臨死体験の本かと思って買ったんだけど、
医療の現場における末期の患者との対話についてその先駆けとなる内容だった。
 
日曜の東京は最高気温26℃で涼しかった。
朝家を出るときも肌寒いくらいだった。
大阪はそこまで気温は下がってないという。
しかし、7月のようなモワッとした空気はだいぶ落ち着いていた。
 
月曜は翌日の最終報告に向けての資料の修正など。
難しいところは終わっているのであとは文言のチェック結果の反映など。
昼は新しいところを開拓するのではなく、これまで行った店に。
近くの高めの中華料理屋でゴマラーメン、麻婆豆腐、ライスのセット。
 
定時過ぎに仕事を終えて、この日は飲み会なし。
まずはホテルに荷物を預ける。
アパホテルを定宿にして今回遂にポイントがたまって5,000円キャッシュバックとなった。
 
あと、行っておきたい場所として
アメリカ村の「KING KONG」と「Time Bomb Records」の2カ所があって心斎橋へ。
普通にカフェで刺青をしたお兄さんたちが談笑。
三角公園にたむろする若者たち。
その横で横になった寝ているおっさんなのか若者なのか。缶チューハイが転がっている。
19時前でこんな雰囲気だと24時とかどうなるんだろう。
歩かない方がよいのか。
 
「KING KONG」はビッグステップの地下に移転後小さな店舗になって品ぞろえが今一つ。
店員の応対は相変わらず良いけど。
1枚、前から探していたのが見つかって買う。
Time Bomb Records」歩いててこの辺のはずが、……見つからず。
地図を調べたら移転していた。この店も小さくなってしまった。
ブルーハーツの解散ライヴを安く中古で買う。
古着屋も回りたかったが、キリがなくなりそうなのでやめにした。
町中華の店を見つけて焼きそばと餃子でビールを飲んで帰ってきた。
 
大浴場に入って、缶チューハイを飲みながら本を読んで過ごした。
江弘毅という元MEETS編集長による『「うまいもん屋」からの大阪論』を読む。
カウンター越しに料理人と客が向かいあうのが大阪流。
部屋に運ばれてくるのが料亭で、向かう合うのが割烹と知る。
他、織田作に愛された自由軒や元祖オムライスの北極星など。
もう一冊、神保町PASSAGEで購入した
『世界でいちばん虚無な場所 旅行に幻滅した人のためのガイドブック』を少し読む。
月曜から夜ふかしがなく、23時過ぎに寝る。