コンサルへと職種変更して半年。
いろんなことが大きく変わった。
営業的な動きが求められて
契約手続き的なところや係数面でもやらなければいけないことも増え、
慣れないことに四苦八苦しながら、
聞くは一時の恥と思いながらおっかなびっくり日々を過ごしている。
マインドの持ち方も変わる。
昨日こんなことがあった。
提案書の展開が終わり、お客様の担当の方から本日社長説明が行われる。
そこでこの半期の開発の契約が取れるかが決まる。
その担当の方に僕から最後の一言は
「えー、では、明日お願いします」みたいなあっさりしたもので、
すかさず上司からその場でお怒りを受けた。
「大事なことをお願いしてるのに、なんで頭を下げないんだ!」
WEB会議のモニター越しに深々と頭を下げた。何度も。
半ば笑い話、場を和ませるためのものだったけど、
あ、そうか、そういうことかと考えさせられるものだった。
WEB会議で顔を出さないことも多かったから
いつのまにかそういう動作がおろそかになっていたということ。
何をするにも他人事になってしまっているなあということ。
これまでお膳立てされた場で狭い範囲を見ていればよかったのが、
全体を見てその全体を動かしていかないといけない。
それを気が付くとめんどくさがってしまっている。
それではいけないと思いつつ。
定時を過ぎるとぐったりしてどうにでもなれと。
そんな毎日。
用意された枠組みの中で仕事をするのは今思うとほんと楽だった。
そのぬるま湯が心地よすぎた。
その枠組みを作ることの大変さ、枠組みを超えて仕事をすることの大変さに
今更ながら気づかされた。
この半年を一言でいうと、そういうことなのだと思う。