笑点新メンバーのこと

昨年、円楽師匠が亡くなられた。
闘病生活に入ってから笑点のその席は桂文枝春風亭小朝といったビッグネームから
林家木久扇三遊亭好楽の息子まで様々なゲストが代わりを務めてきた。
亡くなられた後もそれは続いた。
長いな、と思っていたら2月最初の回に新メンバー発表というアナウンスが。
 
誰だろう?
いや、僕は、絶対この人だろうという予想がついていた。
林家三平が戻るということもないし、
円楽師匠が後継者として指名した2人でもないだろう。
(2人とも正直、誰だっけという感じ。
 林家こん平が倒れたとき、当時無名の林家たい平が抜擢され後に大化け。
 そんなケースはなかなかないのでは)
 
蝶花楼桃花だと思う。
SDGsダイバーシティのこの世の中、多様性獲得のため次は絶対女性の落語家。
その中でも実績、人気から言えばピカイチ。
昨年は真打昇進も果たし、女性の落語家として初めて大喜利の席にも座った。
今思えばあれはオーディションだったのだろう。
周りの重鎮メンバーに臆することなく、しっかりとその明るく華やかな存在感を示した。
笑点のマンネリ化打破のためには、まさしくうってつけの人財だ。
 
昨日、荻窪の床屋で待ちの間、週刊ポストを見ていたらその記事が。
やはり蝶花楼桃花だという。
その根拠として、蝶花楼桃花の予定はなぜか土曜だけ空けてあって、
土曜は笑点の収録日なのだと。
間違いない。
 
林家木久扇も今年勇退という噂もある。
イッキに世代交代が進む。
次は立川一門からという話もあるようだ。
立川談志が司会を下りてから折り合いが悪かったが、そろそろ和解なのだという。
若手大喜利には立川流も出ているが、ようやく。
でもどちらが先かというと、より分かりやすい魅力として蝶花楼桃花だろう。
 
林家きく姫もあるかと思ったが、BSの女性大喜利には出てないしなあ。
女性大喜利のメンバーの中では絶対、蝶花楼桃花でしょう。