レトルトカレーというもの

近くのスーパーで時々、全国レトルトカレー・フェアみたいなことをやる。
ついつい、珍しいものを見ると買ってしまう。
栃木のレモン牛乳のカレーとか、沖縄のアグー豚のカレーとか。
山梨のワインを使ったカレーとか。
 
でもこういうのってなかなか当たりに出会わないもので。
地方の正直なところが出しているものは
どこかおっかなびっくり感があって。
しかも大量生産が難しいからか一つ一つの値段が高い。
材料にこだわってるのかもしれないけど。
でも700円とか800円となるとなかなか手が出ない。
だったらカレー屋に行って食べるよ、という。
名店の味を再現というのも同様。
その店の味には程遠い。
 
結局、無印良品のカレーか、ボンカレーのような定番がいいということになる。
インスタントラーメンは日清のカップヌードルに勝てない、というのと一緒。
前にも書いたことだけど、
めいらくとかボンカレーとかの一番安いのでそこに
スーパーの3個100円の野菜コロッケを乗せて食べるのが一番うまい。
 
高価な中にはもちろん、当たりのレトルトのカレーもある。
妻が通っている青山方面の美容室は
バレンタインデーの時期はチョコ、といったように
イベント的にいろんなポップアップストアを試みるようだ。
あるときレトルトカレーを3種類か4種類、
透明なプラスチックの袋に入れて売っていたというので買ってきてくれた。
それはどれもうまかったな。
記録を取っておけばよかったと後悔している。
新潟の有名なバスセンターのカレーはこの時初めて食べた。
蜂カレーも完成度が高かった。
仕掛人というか目利きがいるんだな。
 
そういえば、BS-TBSの『町中華で飲ろうぜ』とS&Bがコラボしたカレー。
セブンイレブン限定で販売となっていて、探し回ってようやく見つけた。
あれがもったいなくてなかなか食べられない。
さっさと食べればいいのにと自分でも思うが。