2024/10/15: tower.jp
鮎川誠 「Vintage Violence 鮎川誠 Guitar Works」 \3850
Ken Yokoyama 「The Golden Age Of Punk Rock」 \2750
Rory Gllagher 「The Best Of Rory Gallagher At The BBC」 \4400
2024/10/17: tower.jp
Femina 「Perlas & Conchas」 \2420
2024/10/17: diskunion.net
Bruno Pernadas 「Private Reasons」 \2178
(V.A.) 「Wild Sounds From An Overheated Jukebox」 \3470
2024/10/18: DiskUnion 新宿中古センター
Lulu's Marble 「Afro Girl」 \680
Lennie Tristano 「Cool & Quiet」 990
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Ken Yokoyama 「The Golden Age Of Punk Rock」
パンクと一口に言っても、少なくとも3つに分かれる。思いつくものを挙げてみると……
1)1976年、1977年に始まるオリジナル・パンク
英:Discharge / G.B.H / Exploited / Crass / Napalm Death etc.
元ハイスタ(Hi-Standard)の Ken Yokoyama がパンクのカバーアルバムを出すというので即入手。
当然ながら、3)でした。
曲目リストを書いてみると
Satanic Surfers ”Soothing”
The Vandals ”It’s A Fact”
NOFX ”Stickin’ In My Eye”
Snuff ”Too Late”
No Use For A Name ”International You Day”
Descendents ”I'm The One”
Less Than Jake ”All My Best Friends Are Metalheads”
Face To Face ”You've Done Nothing”
Rancid ”Roots Radical”
All ”Crazy”
Blink-182 ”All The Small Things”
Bad Religion ”21st Century Digital Boy”
The Get Up Kids ”Holiday”
Lagwagon ”May 16”
このまっすぐな思いに、まずはクラクラする。いや、感動する。
かといって、パンクの伝道者を担う、という気負いは皆無。
ただ単に好きだから。その潔さがよい。
聞く。Ken Yokoyama の曲は正直、どれも全部同じに聞こえる。
全てのアルバムを通して。曲単位で全く覚えられない。
それはそこまで熱心なファンではないから、というのは否めないが、
それ以上に、Ken Yokoyama の存在感で聞かせてしまうから、というのがある。
だから曲の区別がつかなくても全然嫌なことじゃなくて、
細かいこと言わずにまずは Ken Yokoyama のアルバムを聞こうぜ、となる。
なので、Ken Yokoyama のアルバムが僕の iPhone にはたくさん入っていて、
よく聞くけれどもアルバムごとの違いも分からない。それでいい。
このカバー集も 100% の純度で Ken Yokoyama の音楽になっていて、
カバーと言われないとわからないぐらい。
そんな中、一発で他とわかる曲となった
Blink-182 ”All The Small Things” のすごさ。
Ken Yokoyama に塗り替えられなかった唯一の曲に思われた。
パンクの歴史で言えば、別な機会に1)の曲もやって欲しいし、
3)ももっと聞いてみたい。
というかこのコンセプトでカバーのライヴアルバム出さないかな。
Hi-Standard 時代を通じて、ライヴアルバムってないんですよね。
聞いてみたいなあ。
ライヴハウスに行きなよ、って話でもありますが。