ATMというもの

終日、神保町の客先。
仕事の合間、ATMに行く。
何かの入金なのか、びっしり書き込まれたボロボロの封筒から
取り出した細かい現金を入れては何かの操作をして
同じ袋なのか、別の袋なのか、同じような作業を繰り返している人がいる。
その隣の何かの店員が集金袋的なものを小脇に抱えて入金している。
仕事の一環なんだろうけど、時間がかかる。
 
以前成増のATMで、小銭の入ったビニール袋が
山ほど詰まった大きなカバンを足元に置いて、
そのビニール袋の中の小銭を一枚ずつ数えながら
ATM に投入しているおばちゃんがいた。
2台ある ATM の1台でそんなことしてると全然はけない。
行列がかなり伸びた。
あれはいったいなんだったのだろう。
そういう指示を受けた仕事なのか、何らかの神経質な人なのか。
 
時間のかかる人向けの ATM と
かからない人向けの ATM とを分けてほしいと思う。
というか後者は引き出しだけにすればいい。
技術的には簡単だろうけど、運営が難しいんだろうな。
2台のうち1台をそうしたら、
入金や振り込みの人が続いた時にクレームとなる。
でもほんと、5台ぐらいあったら1台はそうしてほしい。
ATM の色かなんかを変えて。
 
そういえば、今日 ATM に行ったら自分の順番が
来た時にお辞儀をしている人がいた。
うわ、変わり者かと思ったが、
よくよく考えたら人として本来あるべき姿なのかもしれない。
何事にも感謝の気持ちを忘れない。
お金の神様を敬う。
実際そういう姿勢の人の方がお金が貯まるんじゃないか。
 
もうひとつ、そういや。
ATM じゃないけど一昨日郵便局の窓口に行ったら
国技館カレーの甘口を売っていた。
カウンターに並んでいた。
甘口だけ。普通のはない。
あれ、なんだったんだろうな。
子供向け、ということなのか。