週に一度か二度、神保町の客先に出社。
だいたい水曜で、自由が丘の店が休みの日。
妻はそんなとき、神保町の問屋で新刊書籍を仕入れる。
今日も行くというので
午後タイミングを合わせてちょっと行ってみた。
午前中のうちに大事な打ち合わせが終わって少し余裕があった。
コインパーキングに車を停めている。
既に一度仕入れを終えて、段ボール2箱分になっていた。
僕が来たのでもう一度、問屋の中に入っていく。
僕も一度一人で仕入れに来てあいさつしたことがある。
妻は何か気になる本があれば挙げてほしい、
店で売れるかどうか判断して OK ならば仕入れるという。
何列も続く書棚の中に足を踏み入れる。
僕の頭上より上にも本が並んでいる。
問屋なので同じ本が何冊も続く。
何冊か面白そうな本を選んでみた。
何冊かは却下されたが、OKの方が多かった。
何冊か、売れなかったら俺が買うという前提をつけたのもあった。
韓国や台湾のカルチャーの本が面白いのではと思った。
大学の後輩が書いた映画の本もあった。
あとは旅行や言語に関するもの。
真剣に見始めるときりがないし、どの本も欲しくなる。
そんな視点で選んでいる僕は素人なのだろう。
多くの人が読みたい本ではなく、あくまで僕が読みたい本。
しかし、やはり問屋は面白いですね。
僕が選んでOKとなった本は段ボール半分ほどになった。
店に並べて、売れるといいが。
妻と別れて僕は客先のオフィスへ。
気が付くと夕暮れ。
仕事をして、帰る。