エイプリルフール '2018

4月1日。新年度の始まり。


朝起きて10時。『小さな村の物語 イタリア』の再放送が普通に始まっててホッとする。
東芝サザエさんのスポンサーを下りて、こっちはどうなるのかと。
CMを見ていたらこれまで東芝一社だったのが大和ハウスも加わった。
リリーフランキー深津絵里のとか。
番組の雰囲気を壊すことなく、いい選択となったのではないか。


11時。『Lazy Sunday』を聴こうとしたら、
デイヴさん、太郎さんらが現れて春の番組改編で『Lazy Sunday』は終わった、
今日からは「Hyper Sunday」だと。
Atari Teenage RiotRage Against the Machine が爆音で流れて、
実は麻耶さんは結婚どころか重婚していたとか言いたい放題。


あ、そうか、エイプリルフールだからか。
しかしそれが3分ほどで終わらず、2曲目に入って、え、もしかしてと思う。
そうだ、と InterFM のサイトを見てみようとしたらサーバがダウンしている。
驚いた皆がアクセスしているのだろう。


10分ほどしてしていつもの番組に戻ってホッとする。
Canned Heat が流れていつもの Lazy な日曜日へ。


ネットが本格化した00年代初めは
いろんなところでエイプリルフールのいたずらをあれこれをやってたけど
混乱した人がいたりで Yahoo ! なんかはイチイチ、
これはエイプリルフールですと前置きしたうえでコンテンツを置くようになった。
それもいつのまにかなくなったのかな。
さっきパッと見てみたらそれらしいものが見当たらなかった。
Google は例によってジョークの入力インタフェースを。
でもこれもマンネリ化してきたな…
Google Mapsウォーリーを探せるみたいだけど。


ネットで気軽にエイプリルフールのコンテンツを流せなくなったのは
社会的なインフラとして成熟したということだろう。
そこでは面白さよりも信頼性が求められる。
誰も電気や水道に面白さは求めない。


その点、ラジオというメディアは今も独自のスタンスがあって、
こういうエイプリルフールが許されるのがとてもいい。
聞こえるのは声と音楽だけ、嘘をついてもすぐその場でばらせて影響も小さい。
広がるとしても twitter ぐらいのもので。
ラジオにはいつまでもこのままであってほしい。