先週買ったCD #7:2020/11/23-11/29

2020/11/24: diskunion.net
羅針盤 「むすび」 \1300
Prince 「Controversy」 \2400
Anatoly Vedernikov 「Stravinsky, Shostakovitch & Karentnikov」 \1100
(V.A.) 「This Record Belongs To________」 \880
 
2020/11/25: ヤフオク
Miami Sound Machine 「Primitive Love」 \3800
Popol Vuh 「Einsjager & Sibenjager」 \6000
 
2020/11/25: www.amazon.co.jp
High Rise 「Best of High Rise : Destination」 \1380
 
2020/11/25: www.hmv.co.jp
スガシカオ 「The Best Hits of Live Recordings - Thank You -」 (\440)
HMVのポイントで
 
2020/11/25: www.hmv.co.jp
Grace Jones 「Warm Leatherette 2CD Special Edition」 \3849
 
2020/11/26: www.amazon.co.jp
八代亜紀 「ベストアルバム 八代亜紀 ~舟唄~」 \1320
 
2020/11/27: www.amazon.co.jp
Ella jenkins 「Rhythms of Childhood」 \1500
 
2020/11/27: ヤフオク
フェイ・ウォン 「夢遊」 \2980
 
2020/11/28: DiskUnion 新宿中古館
(Soundtracks) 「太陽にほえろ! '78 走れ!翔べ!叫べ!不滅の七曲署」 \880
Speed, Glue and Shinki 「Speed, Glue and Shinki」 \1900
 
2020/11/28: DiskUnion 新宿セカンドハンズ店
Dick Lee 「The Mad Chainaman」 \480
 
2020/11/28: TowerRecords 新宿店
Billie Joe Armstrong 「No Fun Mondays」 \2530
Mano Negra 「In The Hell of Patchinko」 \2200
Pink Floyd 「Delicate Sound of Thunder」 \3300
(Soundtracks) 「破壊の日」 \3000 
 
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(V.A.) 「This Record Belongs To________」
 
ナマケモノにビーバー、モグラ、サル、バク、ダチョウ、小鳥という
森の仲間たちがカラフルな服を着て広場に集まって、地面には一台のレコードプレーヤー。
掲示板のように「This Record Belongs To:」と書かれていて、
その下には......「____________」と名前を書く欄が。
そんなかわいらしいジャケット。
このレコードは君のものだよ、名前を書いてね、ということか。
中を開くと絵本。
ある日、皆で森の中にいると茂みの端に黒くて薄い円盤を見つける。
ビーバーは食べ物だと思い、ナマケモノは帽子、サルはフリスビーだと。
しかしモグラがその鋭い爪で円盤の溝をなぞったら音が出て……、という内容。
そのサウンドトラックという趣旨のコンピレーション。
子供向けだけど、大人も楽しめる。2015年の作品。
 
メンツがなかなか振るってて、
キャロル・キング "One Was Johhny"
ポインター・シスターズ "Pinball Number Count"
ジェリー・ガルシア "Jenny Jenkins"
ニーナ・シモン "You Can Sing A Rainbow"
ドノヴァン "The Mandolin Man and His Secret" などなど。
最後には、セサミストリートに出てくるカエルのカーミットも一曲披露。
どの曲も遊び心があったり、子守歌のようであったりと心安らかな良曲ばかり。
思わぬ拾いものだった。
 
DiskUnion の解説に寄れば、
The White Stripes のジャック・ホワイトのレーベル、THIRD MAN RECORDS 
と LIGHT IN THE ATTIC の共同リリースとのこと。
でもCDのジャケットには特に THIRD MAN RECORDS の文字はなく、
Thanks To に”jack”とあるのみ。ジャック・ホワイトなのかどうか不明。
ちなみに、LIGHT IN THE ATTIC はリイシュー、コンピレーション専門のレーベルのようだ。
昨年見かけた、細野晴臣久石譲深町純清水靖晃らの楽曲を集めたこちらもそうだった。
「KANKYO ONGAKU: JAPANESE AMBIENT ENVIRONMENTAL & NEW AGE MUSIC 1980-90」
 
そう言えば子供向けのロックやジャズのアルバムってどういうのがあっただろうか。
The Free Design 「Sing For the Very Important People」
Medeski, Martin & Wood 「Let's Go Everywhere」
ぐらいしか手持ちでは思いつかなかった。
Vince Guaraldi Trio によるスヌーピーのサントラも入るかな。
でもそんなに多くはないような気がする。
嘘やごまかしがきかないから、なかなかつくれないんじゃないかと思う。
 
それまで全く知らなかったけど、今回聞いてみてよかったのは
エラ・ジェンキンスという方で、調べてみたらアメリカの Wikipedia にて
Ella Jenkins - "The First Lady of the Children's Folk Song" といった記載が。
子供向けフォークソングのファースト・レディ。
50年代からつい最近に至るまで活動し続けているようだ。今、96歳。
3年前にもアルバムを出している。
このコンピレーションに収録されていたのは
”Pretty Trees Around The World ”という曲で、
1963年の「Rhythms of Childhood」というアルバムに収録されていた。
Amazon で日本の古本屋からの出品が1,500円。
海外の業者からの出品が軒並み5,000円以上だったのでこれは買いじゃないかと。
ポチっと行ってみた。
 
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Miami Sound Machine 「Primitive Love」
 
11/22(日)夜。
ヤフオクで Miami Sound Machine『Primitive Love』SHM-CD紙ジャケを3,800円。
一週間前、出品された日にもう一人の方とやりあったが、その後現れず。
この日同じく Popol Vuh『一人の旅人と七人の旅人』のSHM-CD紙ジャケが6,000円。
こちらはやりすぎたか。
夕方まで最初に設定された2,200円から動かなかったのに。
ギリギリになって相手が出てきたらつい、過剰反応してしまった。
2枚で1万。どちらも入手困難でずっと探し続けていたから
今後も探し続ける、待ち続けるのもしんどいし、ボーナスも出るしと。
Popol Vuh のSHM-CD紙ジャケはなぜかこのアルバムだけが入手が難しかったんですよね。
出品者からは他のアルバムも出てたけど、大きく入札価格が動いたのはこのアルバムのみ。
 
Miami Sound Machine とそのヴォーカル、グロリア・エステファンを知ったのは
小学6年生の時に見た”東京音楽祭”の中継。1986年のこと。
小学校高学年のベストテン全盛時代に C-C-B が大好きで
(アニメ・特撮関係以外で、生まれて初めて買ってもらったカセットテープのアルバムが C-C-B だった)
この日彼らはトレードマークの赤や青に染めた髪を封印、黒に染め直して
”元気なブロークンハート”を演奏した。
オープニングが小泉今日子で”なんてったってアイドル”を歌った。
一番インパクトがあったのが、ヴォーカルがマウスピースを当てて
”ププププププー”とやった後で拳を振り上げて「ウォウ! ウォウ! ウオゥ!」と煽っていたグループ。
海外のバンドにははいろんなのがいるなー、と度肝を抜かされたが、
マウスピースだけを演奏で使用したのを見たのは後にも先にも彼らだけだった。
ポーランドの Lady Pank というグループらしい。曲は”Minus Zero”
探せば実家にこの時テレビをラジカセにつないで録音したテープが残ってるんじゃないかと思う。
 
このステージに出ていた海外の大御所が Shakatak と Miami Sound Machine で、
Miami Sound Machine は”Conga”を演奏。
グロリア・エステファンが”さあ、コンガを踊るのよ”と早口に繰り返すサビのフレーズと
ダンサブルでダイナミック、それでいて大人の落ち着きと色気のある演奏が心に残った。
ラテン系の曲を聞こうとしてちゃんと聞いたのはあれが初めてだったかもしれない。
一曲だけとはいえ大人数の圧巻のステージで、彼女たちはグランプリを獲得した。
 
もう一度その名前に出会ったのは上京してからで、
若気の至りで僕は一年生の一時期、大学の社交ダンスサークルに入っていた。
僕をかわいがってくれた先輩の家に遊びに行ったとき、
”岡やんはロックが好きなんだろ、俺が聞くのはこの人だけだな”と
CDを出してきたのがグロリア・エステファンだった。
先輩はタンゴやワルツといったモダンの方ではなく、
ルンバやチャチャチャといったラテンの方のダンサーだった。
 
時々そのことを思い出し、”Conga”が聞きたくなる。
昨年か一昨年か昔のアルバム「Primitive Love」を取り寄せた。
でも残念ながら音がよくなかった。くぐもってメリハリがない。
今から10年以上前に紙ジャケ・リマスター音源で再発されていたことをその後知って
入手しようとしたがなかなか出回らない。amazon でも在庫なし。
ようやく、前述の通りヤフオクで入手。単体で3,800円。
その先週、たまたま紙ジャケ3枚セットで出品されたが、
最後の方が12,000円を超えたので諦めていた。
 
マイアミというと日本でも放送された刑事ドラマの『マイアミ・バイス』や
ディズニー・リゾートで南国のゆったりした気候の場所をイメージするけど、
「Primitive Love」の頃にはマイアミを飛び出して全国的な人気を獲得しつつあった。
アルバムの前半はコンテンポラリーでコスモポリタンな、シンセばりばりのシティポップ。
昔懐かしい、僕らより上の世代なら心ときめく80年代ど真ん中の音。
後半に入って "Conga"などラテン・フレーヴァーの曲も増えるが、
あくまでフレーヴァーであって味付け程度。
Fania All Stars などニューヨークの本気のサルサを聞くと
これをラテンと呼んだら鼻で笑われそうな。
でも上り調子だったグループの一番いい時期を切り取っているので今聞いても古びていない。
この紙ジャケはボーナストラックに表題曲”Premitive Love” や ”Conga”、そしてもう1曲ヒットした
”Bad Boy”のダンスミックスが収録されている。
この延々繰り返されるビートもまた懐かしい。
 
なお、Lady Pank を調べてみるとその後も活動を続けて
2011年まではアルバムが出ていた。
買ってみようかな……
 
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High Rise 「Best of High Rise : Destination
 
割とマイナーなCDで、店頭在庫なし、とっくの昔に廃盤になっているのを
ネットで探したらひょっこり新品が見つかったりすることがある。
そんなとき、とてもうれしい。
 
先日そんなふうに出会ったのが、High Rise 「Tapes+」
日本が誇るヘヴィ轟音サイケデリックなグループの初期音源を集めたもの。
その名の通りカセット録音なのか
往年の King Crimson 「Earthbound」(近年オフィシャルに再発される前の)と
どっこいどっこいなぐらい音が悪かった。
でもこういう剥き出しでドシャメシャな音の嵐はくぐもった、ダンゴのような音がなぜか合うわけで。
(もちろん、クリアな音の方がありがたいけれど。
 例えば The Gun Club 再発2枚組のライヴはどれもラフでルーズでハイテンションな演奏なのに
 音が悪すぎてなかなか聞けない。少なくとも iPhone に入れて聞く類のものではない)
 
High Rise は「Live」1枚だけ持っていた。
学生時代に買ったんだと思う。でもそれっきり。20数年ぶりに聞いた。
ギター、ベース、ドラムの最小限のトリオにヴォーカル。
なのにこれでもかこれでもかと轟音を浴びせかけてくる。
裸のラリーズからフォーキーな抒情性を取り除いて、その分音の強度とスピードを増した感じ。
何も語らない抽象的な歌詞を呟くように、吐き捨てるように歌う陶酔したヴォーカルはよく似ている。
でも楽器の演奏は比較的テクニカルで。
特にベースは、ラリーズが同じフレーズをひたすら繰り返してヒプノティックだったのが
High Rise だとかなり動き回るというところが違う。
でも音の質感として、向かうベクトルはほぼ同じなのではないかと思う。
 
ベストアルバムがあると知って、amazon で中古をオーダーする。
スタジオの曲、ライヴの曲が入り乱れているんだけど、
やはりこういうバンドはライヴ音源の方がいいなー。
後先なく突っ走る破天荒な感じが出てくる。ダイレクトに脳髄揺さぶられるというか。
それでいくとグッと来たのは、「Tokyo Flashback」に収録されていた "MainLiner"と
未発表曲だった"Heavenly Power"と。
富士山大爆発で高圧電流の雪崩。即死。
 
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八代亜紀 「ベストアルバム 八代亜紀 ~舟唄~」
 
去年、阿久悠の曲を集めた2枚組というのを買った。演歌とポップスと。
こういうのは家で聞くとか iPhone に入れて散歩しながら聞くとかではなくて
ドライブで妻と聞くのがいいかなと思っていたらこのご時世でなかなか聞けずにいて、
先日の南房総の温泉宿に泊まったときにようやく。
都はるみ石川さゆりも入ってるんだけど
この中で断トツにいいのは八代亜紀だなということで妻と意見が一致する。
収録されていたのは「雨の慕情」と「舟唄」の2曲。
”トラック野郎のマドンナ”と呼ばれるのがなんとなく分かった気がした。
遠くに向かう車の中で聞くとなんかとてもしっくりくる。
低いけど奥行きのある声で、見通しがいいのだろう。
 
一枚、アルバムを聞いてみるかなと思って amazon で探してみると
ベストアルバムばかりで、しかも2枚組に目いっぱい詰め込んだのばかりで
ちょうどいいのがないんですよね。
ビギナーなので聞きたいのは代表曲中の代表曲だけなのに。
八代亜紀の場合は近年のジャズヴォーカルものも”アルバム”としてありますが……)
 
これを僕はここ数年、”ピンク・レディー問題”と呼んでいた。
二昔、三昔前だとアルバム単位で聞くのではなくヒット曲単位なので
どうしてもそれを集めたベストアルバムとなってしまう。
しかもたくさん収録された方がお得となる。
そういうのが懐メロとしてある程度売れるので
次から次に新しい、似たり寄ったりなのが世に出てくることになる。
スパイダースを聞いてみたいと思った時もそうだったな。
こんなにいらないのにな、このおまけのカラオケとかいらないのにな、という。
(そう言えば上記の阿久悠のオムニバス、ピンク・レディーが入っていなかった。
 歌詞は阿久悠なのに。権利関係が難しいのか)
 
まあ、CDで買わずに Spotify で聞けよって話ですが。
しかも iPhone にはアルバム単位で入れたいというどうしようもないこだわりがあって……
こんなの僕だけだろうな。
 
そんなときに出会ったのがこのベスト7曲入りで1,200円。これだよこれ!
以前ビクターからシリーズで何組か出たようだ。
同じ古本屋から八代亜紀ピンク・レディーのが新品で出品されていて、
前者は1,320円と値上がり、後者は718円と値下がり。そういうものか。
 
八代亜紀の方の7曲は
「舟唄」「なみだ恋」「もう一度逢いたい」「花(ブーケ)束」「雨の慕情」「おんな港町」「愛の終着駅」
うーむ、やはり阿久悠先生の「舟唄」「雨の慕情」が群を抜いていい。
小さい頃から聞きすぎて身体の奥まで刷り込まれているからかもしれない。
なんかね、とにかく沁みるんですよね。
一見田舎くさい、泥くさい、場末の裏寂れた声のようでいて純度が高く混じりけがない。
女の情念を歌ってもドロドロしすぎない。あとくされがない。
陰で待ってるであって、なりふり構わずすがりついたりしない。
あなたとずっと一緒にいたいなんて、決して願わない。
ただ、目の前のあなたを想うだけ。
そんなディスタンスの取り方が、トラック野郎という流れ者にはちょうどいいのだろう。
 
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芸人で誰が好きですか? と聞かれたらヒロシと答える。
昨年本が出た時もわざわざ新宿の紀伊国屋書店に行ってサイン入りを買った。
もちろん僕のために書いたサインでもなんでもなくて、依頼されて何十冊と書いたやっつけ仕事ですが。
何が面白いのかというと、”ヒロシです。”のあのネタが好きというのもあるんだけど、
それ以前に暗さ、ひねくれ方、世の中に対するスタンスが似てるんだと思う。
そんなわけで、シーズン2が始まったBS-TBSの『ぼっちキャンプ』も欠かさず見ている。
 
冒頭、キャンプ場に向かうヒロシが車を運転する場面で流れる曲が素晴らしく、
いつもいいなあと思いながら聞いていた。
そこはかとない寂寥をアコースティックギター一本で淡々と歌う。
開拓地の男にとっての斧、みたいな感じのギター。
深夜23時、BS、自然の中に入っていく番組にぴったりと合う。
調べてみたら Pearl Jam のヴォーカル、エディ・ヴェダーのソロだった。不覚。
あんまりソロで活動しないですからね。
 
『Into the Wild』という映画のサントラで、
ショーン・ペンが監督してるからという理由で見に行った覚えがある。
裕福な家庭に育って優秀な大学を出て、何の不自由もないのに
全てを投げ捨ててアラスカに一人移住し、自然の奥深くに向おうとしてやがて死を迎える。
amazon でサントラの国内盤を探してみたらけっこうな値段になっていた。
うーん、そうか、残念と思いながら念のため試しにCDラックを探してみたら、……あった。
すごいな、オレ。たまにはそういうこともある。
でもサントラは『ぼっちキャンプ』に使われている最後の「Guaranteed」以外の曲は今一つだった。
 
そんなわけで、Pearl Jam はそんなに詳しくはない。
アルバムはほぼ全部持ってると思う。だけど買ったら一度聞いてだいたい終わり。
経緯は払うが、愛着はない。
iPhone に入れてよく聞くのは「No Code」と、ニール・ヤングのバックで演奏した「Mirror Ball」だけ。
 
1992年から1994年にかけて、グランジブーム全盛の頃は
ロックの雑誌を読むと Nirvana の対抗馬は Pearl Jam ということになっていた。
若い頃はそれがよくわからなかった。
ハードだけど普通のバンド。一言で言うと”中庸”
尖ったところがないバンドだと思っていた。
でも今思うと、”中庸”というのは何もせず当たり障りないことではなく、
むしろ積極的に勝ち取っていくものなんですよね。柔よく剛を制すに通じるような。
どこにも属せず、与せず、自らの道を貫いて無駄な争いは避ける。
しかし、余りにも正義にもとる行為があるならばその刃を抜く。
チケットマスターとの泥沼の戦いのような……
そんな孤高の姿勢だったからこそ全米を代表するバンドへと大きくなっていったのだろう。
R.E.M. と並んで、尊敬という言葉が似合う。
 
この「MTV Unplugged」は1992年なのでファーストアルバムを出した後か。
"Alive", "Jeremy", "Even FLow"といった代表曲ばかりで7曲、36分と短いけど物足りなさは感じない。
その膨大すぎるほどの熱量で充分クラクラする。聞いててずっしり重たいものが残る。
重いけど、鋭い。研ぎ澄まされている。
血気盛んな若者たちが半裸で斧を研いでいるような。
なんでこんなすごい音源をずっと隠していたんだろう。
リアルタイムに出ていたら高校生の僕は Pearl Jam に心奪われていたと思う。
 
アンプラグドなのでギターはアコースティック。
しかしベースとドラム、エディ・ヴェダーのヴォーカルは遠慮せずそれまで通り。
グランジの本質は歪んだギターと性急なリズムではなく、
ある種の重心の低さなんだなということがよくわかる。
 
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Billie Joe Armstrong 「No Fun Mondays」
 
世界的なコロナ禍で今年、
生で音楽を演奏する、音楽を聞くという行為に対し大きな制約が生まれた。
春先から公演は軒並みキャンセルとなり、夏にかけて徐々に再開したとしても、
客席の利用を半分以下にするなど様々な感染対策が求められた。
そんな状況下においてミュージシャンたちは新しい活動形態を模索、適応していく。
6月、サザンオールスターズ横浜アリーナでの無観客コンサートは圧巻だった。
こんな早い時期に実現できたサザンってやっぱすごいな。
ドリカムは今年後半『DOSCO prime』ツアーだったのが、
さいたまスーパーアリーナ大阪城ホールなど本来この会場でやるはずだった編を毎週、ニコ生で配信。
事前収録の演奏やダンスの映像と生のMCをスタジオで組み合わせるスタイルを編み出す。
海外でも4月半ばというかなり早い時期に『One Home : Together At Home』という配信コンサートが。
 
一番グッと来たのはイタリアの話。
人前での演奏・歌唱が自粛となってオペラ歌手やその卵たちも歌う機会がない。
一方、一般市民たちも家に閉じこもる毎日で音楽を聞く機会がない。
そんなとき、ある歌手がマンションのベランダでオペラを歌い始めたら
別のマンションに住んでいた歌手がベランダに出てそれに応えたという。
 
ステイホーム期間中に一人で演奏して配信するアーティストも多かった。
その代表的なところは星野源の「うちで踊ろう」であって、
多くの有名無名のミュージシャンたちがそれぞれコラボレーションの動画をつなげていった。
海外のミュージシャンも一人で演奏する動画の配信を行った。
毎週1曲ずつカバーをインスタグラムで発表したとのこと。
このアルバムはその楽曲を集めたもので、ビリーが身近な仲間たちとDIYで収録している。
 
Bangles "Manic Monday"(ギターでスザンナ・ホフスが参加しているようだ)
Fountains of Wayne "That Thing You Do !"
ジョニ―・サンダース "You Can't Put Your Arms Around A Memory"
ジョン・レノン "Gimme Some Truth"(このタイトルで最近ベストアルバム出ましたね)
The Clash ”Police On My Back”
Billy Bragg "A New England"
など。
 
どれを聞いてもビリー・ジョーそのもので、明るい前向きなパンク。
自分を信じて、仲間を信じて、明日を信じてという。
彼の歌声を聞いていると元気になる。
その彼もただポジティヴな人ではなく、
「Uno!」「Dos!」「Tre!」の三部作を出した人気絶頂の頃に薬物中毒で暴れて
活動休止を余儀なくされたり、自分の弱さをよく知っている。
その時支えてくれた家族や友人がいるから、海の向こうで待っているファンがいるから、
音楽を演奏すること、配信すること、それを定期的に行うことで応えたかったのだろう。
 
そういえば、コロナ禍で発売が延期となったアルバムもいくつかあった。
Weezer 「Van Weezer」は残念だった。
Weezer が正面切ってハードロックをやるという。
Van はもちろん、Van Halen に敬意を表してのものであって。
発売日未定のまま2020年が過ぎゆく中で、エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなってしまった。
Green Day は今年、その Van Halen と全米ツアーを回ることになっていたという。

身辺雑記:11/23-11/29

11/23(月)
 
7時起き。縄跳び、水やり、クッション腹筋。
みかん、コーヒー。こころ旅はリクエストアワー
午前中仕事。青森市コンパクトシティについてまとめる。
 
12時過ぎ、車に乗って島忠へ。
トイレットペーパーや歯を磨くときのコップなど買う。
一度家に戻ってきて荷物を置いて、妻と散歩がてら昼を。
公園を突っ切って下赤塚方面に向かう。
先週散歩したときに入った書店で立ち読みした
枻出版社の板橋ムックで知った「芝欄」
14時近くでほぼ満席。
ごちゃっとした店内は厨房の中も外も忙しそう。
妻は五目焼きそば、僕は麻婆豆腐の定食。
プラスして牡蠣の四川風。生ビールも頼む。
妻におごってもらった。
ここは火鍋もあるし、また来たい。
 
そのまま下赤塚駅前を散歩。
昔ながらの大きな、衣類のディスカウントストアがあった。
セーターが300円とか、Tシャツが100円とか。
こじんまりした商店街の中にぽつりぽつりと新しい店がある。
和菓子の店でどら焼きを、文房具屋でサクラクレパスの学習帖を買う。
そのまま成増まで歩いて、
駅前の TSUTAYAdancyu の『おいしい店100』というのを買った。
銀だこで一休みしてたこ焼きとハイボール
日も暮れてバスに乗って帰ってきた。
 
風呂を沸かして入る。
Nora Jones の新作の初回盤特典DVDなどを見る。
妻が昨日の大相撲千秋楽を見返す。
夜は昨晩のもつ煮の残りを。二日目のもつ煮はうまい。
酒場放浪記。逆転人生がなかったので録画していた
『犬と猫どっちも飼い』のアニメをまとめて見た。
町中華で飲ろうぜは再放送。三河島千歳船橋
午前0時に寝る。
 
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11/24(火)
 
7時起き。曇りで寒い。
縄跳び、水やり、クッション腹筋。
週に一度の牛乳をケースから取り出して冷蔵庫へ。
燃えるゴミ。みみたの猫砂を入れ替える。
 
9時に下期の目標面談。
10時に前のPJの打ち合わせ。
昨日朝作成した資料を手直しして展開する。
昼は蕎麦。その後 LIVIN に買い物。
なんかの祭りなのか鶏肉の切り身がたくさん割引になっていた。
午後は以前のPJの問い合わせなど。
 
19時、こころ旅の総集編は2017年の富山。
53万のヅラの方、正平さんを三田明と間違えた方。
いろんなユニークな人が出てきた。
サラメシ。金田正一は後楽園球場で登板の日は
後楽園飯店でフカヒレ煮込みをご飯に乗せて食べていたと。
 
夜は妻の揚げる天ぷら。
レンコン、カボチャ、ニンジン、インゲン、ピーマン、玉ねぎ、鶏ささ身・胸肉。
揚げた端から味見していたら揚げ終わる頃にはおなか一杯になる。
鑑定団。猫歩きは新作の三浦半島
寝る前、妻が毎晩会社帰りに車の中で聞いているという東京FMの速水健郎の番組を
RADIKO で聞く。ミャンマービン・ラディンに取材に行った話。
インドネシア若い女性が松原みき「真夜中のドア」をカバーしてヒットしている話。
松原みきの名前に覚えはなかったが、「真夜中のドア」は聞き覚えあった)
妻からいつもいい番組だとは聞いていたが、なかなか面白かった。
以前編集学校絡みで読んだ『ラーメンと愛国』もいい本だった。
午前0時半に寝る。
 
---
11/25(水)
 
4時台からみみたがドタンバタンと走り回る。
リビングと和室と全力疾走で何度も行き来て布団の上でもモゾモゾと。
その後全然眠れなかった。
なんだろう、ノミでもいたのか。
ようやく寝付いたのは6時半ぐらい。
 
7時起き。夜中雨が降ったようだ。
縄跳び、クッション腹筋、みかん、コーヒー。
エールが終わりに近づいていく。遂に東京オリンピック
8時を過ぎて雨が降りだす。猫草を入れ替える。
 
午前中打ち合わせ。
昼、蕎麦を茹でて食べる。
LIVIN に買い物。
 
午後、飯田橋へ。袖机の荷物を少し持ち帰る。
下のクリニックで花粉症治療の薬をもらう。
これでちょうど2年間飲み続けたが、
あとどれぐらい飲むことになるのか聞いてみたら
通常3~5年継続して飲むことになると。
最低でも22年5月とのことだった。
 
PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則』
というのを読み始める。
外資系コンサルファームで働いていた方のノウハウ本。
すっきりわかりやすく、しかも単なるテクニック集ではなく、
実際に PowerPoint で作成し始めるまでの
ストーリー立てや情報の整理の仕方といった前段にもかなりページを割いているので
コンサルってこういうことを考えながら、注意しながら仕事してるんだ、
というところがよくわかる。ものすごく勉強になった。
 
こころ旅。後はテレビを見ない。
夜は南房総を訪れたときに買ったいわしハンバーグ。
わさび菜、レタス、ブロッコリーのサラダ。
ご飯を炊いて味噌汁。
昨日に引き続き、速水さんのラジオを聞く。
教師のセクハラ問題について。
23時過ぎに寝る。
 
---
11/26(木)
 
寝てたらまたみみたが夜中大暴れで目が覚める。
みみたがお菓子の袋を食い破って妻が叱っているところまで起きていくが、
寝ぼけているので頓珍漢なことを言ってまた戻った。
朝は朝でカリカリをくれと起こされる。
甘やかしてわがままな性格に育ててしまった。
 
7時起き。霧がかかっている。
縄跳び、クッション腹筋、みかん、コーヒー。
妻がカボチャのポタージュをつくる。
フランスパンを焼いてピーナッツバターを塗って食べる。
エールが最終回。
 
昨日読んだパワーポイント資料作成の本をもとに
明日の発表資料の手直しなど。
昼、週末に下赤塚で買った煮卵があるので
ライフにメンマとチャーシューを買いに行って
袋ラーメンを茹でて食べた。
 
午後は前のPJの打ち合わせ。
こころ旅を見て、速水さんのラジオを。
夜は鯖を焼いて大根おろし
味噌汁、ごはんを焚く。
引き続き、夜、
『よい資料を作るためのレイアウトのルール 伝わるデザインの基本』
というのを読み始める。これもまた勉強になる。
午前0時前に寝る。
 
---
11/27(金)
 
7時起き。曇り。
縄跳び、水やり、クッション腹筋、みかん、コーヒー。
 
エールは渋谷NHKホールでのコンサート。
やはり菊池桃子松井玲奈は歌わず。
岩城さんの「イヨマンテの夜」が圧倒的。
こんな歌える人をあえて歌わせなかったのか。
森山直太朗のギター、山崎育三郎の「栄冠は君に輝く」もよかった。
今年の紅白はこれを超えることはできないと思う。
 
午前中、朝イチで打ち合わせ。
昼は蕎麦。
午後は青森市コンパクトシティの失敗について簡単な発表を。
その後グループワーク。
ファシリテーター的なこと最近ずっとやってなかったけど、どうにかこうにかできたかな。
定時で営業終了。
『伝わるデザインの基本』を読み終える。
最終章がチラシや企画書などのいけてないデザインの Before / After で
あーわかるそれ! という。いけてないとわかっていてやってしまう。
 
ライフに総菜を買いに行く。
こころ旅の総集編は秋田。
来週は本編の徳島の旅なので青森の総集編はないのだな。
チコちゃんはなし。
コンビーフやミックスナッツなどで缶ビール。
新日本風土記は奈良。
「廻り明神」が取り上げられるが、この地域、こころ旅でも訪れてなかったかな。
六角精児の呑み鉄の新作。コロナ後初の。常磐線近くの第三セクター
最後の方寝落ちしてしまった。
おんな酒場放浪記。
タモリ倶楽部壇蜜麒麟川島でしずる感のあるワード。
 
妻の仕事が終わらず、徹夜。
総菜のチキンカツとマカロニサラダ・ポテトサラダなどのセットは食べないまま。
ソファーで寝落ちしていたら悲鳴が。
みみたが日清の蕎麦のカップを食い破っていた。
床一面に散らばって、寝ぼけたまま掃除機をかけた。
 
---
11/28(土)
 
8時半に起きる。
縄跳び、水やり、クッション腹筋、みかん、コーヒー。
昨晩キッチンマットの上にみみたが日清の蕎麦をぶちまけたので洗濯機へ。
終わって干して、次はタオルやTシャツなどを。
 
11時前に家を出て新宿のDiskUnionでCDを売る。20枚ほど。
ここ数回惨憺たる結果になっていたが、今回は5,000円近くに。
タワレコで取り置きのCDを買って帰る。
都心に出てきたし昼を食べてもよかったが、
昨晩食べなかったチキンカツとサラダセットがあるしな、とまっすぐ帰ってくる。
LIVIN で買い物をして、公園を通り抜けてライフ近くのローソンへ。
HMV でオーダーした本を取りに行く。ele-kingじゃがたらとか。
 
缶ビールを飲みながらチキンカツやマカロニサラダを食べるのだが、
寝ていたはずのみみたが興奮してフンフン言いながらキッチンテーブルに乗っかってくる。
夕方、先日熊本から届いたジャガイモ、人参、玉ねぎでカレーを作る。
今回もおいしくつくることができた。
イタリアの再訪篇を見ながらさっそく食べる。
 
夜はCDの解説を読んだりしながら過ごす。
おもてなすはゆりやんと見取り図。
なんと竹中直人が両方に登場。
きじまりゅうたのこばら。
NHK-BS で Queen のライヴが。
途中、お笑い向上委員会。しずるの続き。
チャンス大城の地下芸人トークが相変わらず面白い。
相撲芸人あかつが前回出た時に帰りの車代がないと言ったら、
収録後にずん飯尾が自腹で包んでくれたという話がよかった。
Queen のライヴに戻って最後まで見た。
午前0時半に寝る。
 
このところ仕事がらみの本を読んでいたのがひと段落ついて
ようやく中上健次『賛歌』に戻る。
新宿を歩いていたら母から電話。リンゴを送ると。
 
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11/29(日)
 
5時前にみみたに起こされてカリカリをあげて、
少ししてから布団に戻って来てガブガブされる。
その後目が覚めたら9時。この日は曇り。
縄跳び、水やり、クッション腹筋、みかん、コーヒー。
街録の再放送。日南市。
イタリアの再放送。昨日のカレーを温めて食べる。
 
Lazy Sunday が終わって、
『オードリー・タン 天才IT相7つの顔』という本を読み始める。
透明性と体験の共有ということになるか。
この日はすごいな。面白い。
世界遺産はスペイン。細い崖の上に500年前に建てられた高層住宅。
奇抜にして美しい。全然知らなかった。
 
孤独のグルメはBSのテレ東が肉祭りだからか、川崎の一人焼肉。
「俺は人間発電所」という名言の出るやつ。
肉の日ということでその次の焼き肉やハンバーグなどの名店を訪れる番組は
寺門ジモン先生が出演。
午前中は宮崎県の焼き肉イベントに出ていたはずだけど。
11:29 というタイミングで焼き始めるという。
その直後に移動か。一年で一番稼ぐ日だな。
 
麒麟が来るを見ながら夕食。
冷ややっこ。吉祥寺のハモニカ横丁で買ったキムチ。
正方形の小さくて分厚いパンでピザトーストをつくる。
モヤさまは狛江市。シンパイ賞はラランド。
先日のIさんの冊子を妻が昨日豪徳寺からもらってきたので読んでみる。
寝たのは午前0時半。

唐揚げというもの

今日は「いい肉の日」
寺門ジモン先生は宮崎県小林市で開催される
オンライン焼肉フェスで最高級の宮崎牛を焼くようだ。
 
肉ということで思い出したのが先日のNHKあさイチ
2018年、ニチレイフーズの調査によれば
全国一の唐揚消費量を誇る県は青森とのことだった。
 
この時の番組でごぼうと鶏のから揚げと共に取り上げられたのが手羽先の唐揚。
え、あれってご当地ものだったの!? というか、唐揚だったの?
醤油味の手羽先。
小さい頃よく食べた。スーパーとか肉屋の店先でよく見かけた。
塩を多めに振っていたり、タレが甘かったりと店によって味が少しずつ違っていた。
あれって油で揚げていたのか、……そりゃそうだよな。
小麦粉や片栗粉を使わないのでいわゆる唐揚げの衣はなく、素揚げに近い。
青森市ではニコニコ通りにある「ナリタ」という肉屋の手羽先が有名なようだ。
 
青森県民はあの手羽先を今もよく食べるのか。
あれを唐揚げと呼んでいいなら
確かに青森県の唐揚消費量は相当高いということになる。
母が総菜屋でよく買ってきて、週に一度は4・5本ペロリと食べていた。
 
そういえば小さいころ食べた唐揚げと言うと、チューリップ。
サクサクしておいしたかったなー。
細い骨をつまんで丸まった肉にガブッと噛むと甘い肉汁が溢れて。
あれってなかなか見かけないですよね。
居酒屋のメニューにありそうでない。なんでだろ?
まさかあれも青森のご当地グルメだった!?
手羽元だし。そんなことはないか。
 
同じことを考える方がいて、記事に書かれていた。
『チューリップ唐揚げは、なぜマイナーになったのか』
加工の手間がかかるし、昔は安かったけど今はもっと安い肉がある、
今は胸肉のようなヘルシーな部位が人気とのことだった。
 
唐揚げ、竜田揚げは鶏肉・豚肉に限らず、根菜系もおいしいですね。
ゴボウの唐揚や里芋の竜田揚げ。
こういうのは子どもの頃だと地味で嫌がるけど、
大人になった今だとうれしいもので。
揚げ物だけど野菜なので後ろめたさもなくなったり。

GO TO CAT

毎日のように全国の感染者数最大が更新され、
GO TO TRAVEL は札幌、大阪からの出発は自粛を要請。
東京都の飲食店も22時前の閉店が求められた。
近くの居酒屋の前を通りがかったらさっそく営業時間変更の貼り紙が。
 
僕ら夫婦も利用して金銭的な恩恵を受けたので偉そうなことは全く言えないですが。
GO TO のキャンペーンも金銭をばらまくのではなく、
安全性を確保する方向にそのお金を使うべきだったと今更ながら思う。
そうすると確実に実現まで時間がかかるし、
じゃあ具体的にどうするんだと聞かれたら僕も答えようがないですが。
 
あるいは致命的なダメージを受けた飲食店や旅館の再建プランをサポートするような施策とか。
利用する側ではなく、利用される側の支援に徹する。
行きたい人は金銭的な補助がなくても行くと思うんですね。
自粛を求められた後ならなおさら。
僕なんかが言うまでもないけど、お金をばらまくのは簡単。
目の前のカンフル剤にはなっても長期的な解決策にはならない。
 
僕ら夫婦も12月に泊りで遠出する予定を立てていたが、キャンセルした。
(青森、熊本に帰省しないことは夏頃には既に決めていた)
遠出せず、家の中か家の周りで過ごしている。
新しい猫じゃらしを買ってみみたと遊んだり。
家で「GO TO CAT 」ですよ。
 
そのみみた、また腹が減ってご機嫌斜めなようで
夜僕らが寝ている間や昼間仕事している間に
キッチンに忍び込んではいろんなものを噛んで食い破っている。
 
この前の昼はキッチンラックの奥に隠していたパン粉の袋を引っ張り出して、
床にぶちまけていた。
下の部屋で仕事をしていたら「ニャ!」とみみたが呼びに来るので
なんだろうと後をついて階段を上っていったら大惨事。
しかもそんなときに限って5分後にオンライン会議。
どや顔のみみた。
 
昨晩は寝てたら妻の悲鳴で目が覚める。
目が寝起きののび太のように ( 3 . 3 ) となったままキッチンに向ったら
カップが食い破られた日清のインスタントの蕎麦が……
千切れた麺が床一面に広がっていた。
かろうじて粉末スープは無事で、あれも舐めていたら塩分も多いし絶対体に悪い。
寝ぼけたまま掃除機をかけて寝た。
そのみみたが明け方、悪びれもせず布団の中にモソモソと入ってくるわけで。
 
在宅勤務となってこれまで以上に猫に振り回されっぱなしの毎日。

アイドルをプロデュース

昨晩、晩御飯を食べながら東京FMの速水健朗『Tokyo Slow News』を聞いた。
韓国のエンタメ事情がこの日のテーマということもあって、
NiziU のデビューシングルが流れた。
恥ずかしながら、NiziU も『鬼滅の刃』も全然知らず、
世の中的に大ブレイクしてから知った。
僕もおっさんになってある種の層に入っていたんだなということを思い知った。
 
10代のアイドルグループってほんと興味がないというか興味を持ちようがない。
大人数だとなおさら。AKBの時点で全く区別がついていなかった。
こんな大所帯で踊る必要なんてないんじゃないかと思う。
今更「この中だとこの子が一番好み」って年でもないし。
 
僕がアイドルグループをプロデュースするなら、
メンバーのそれぞれに専門的な趣味を持たせる。
この子は釣り、この子は麻雀、この子はサイクリング、この子は登山……
そういうとっかかりがあると、
この笑顔のかわいい子と鮎の友釣りをしてみたいなどと思うんじゃないか。
 
アイドルグループに10人以上いるとして
自分ならどの子を贔屓にするか考えてみたとき、
もはや出身地ぐらいしかないんですよね。
お、この子青森か! ……青森の子がいなかったら秋田や岩手という。
甲子園の応援と一緒。
容姿や踊りの実力ではない。
(テレビ番組に出たときのトーク力、リアクション力はあるかもしれない)
 
僕の場合、一緒に DiskUnion を回ってくれて廃盤のCDを探すアイドルとか……
いかんいかん、まさしくおっさんだ。

バラクーダ

年間何百枚とCDを買っていろんなジャンルの音楽を節操なく聞く僕ですが。
今年一番「えー! そうだったの!?」と驚いたのが……
 
一度聞いたら忘れられない、頭にこびりついて離れない、
ないない尽くしの歌詞が身もふたもないけど
サビのフレーズで全てなし崩しの「チャカ・ポコ・チャ」と
深夜の酒飲み番組の乾杯の場面で今でもよくかかる、
1月、2月、…12月と様々な理由で酒が飲めると豪語する
「日本全国酒飲み温度」が同じグループによるものだったなんて……
頭の中の全然別の棚に仕舞い込まれていた。
 
「chaka poko cha」
 
「バラグーダー - 日本全国酒飲み音頭」
 
それぞれ1982年、1979年のヒットソング。
ラクーダというグループ。
僕よりも少し年上の世代ならば
あー知ってる知ってる! なのだろうか。
調べると一発屋どころか、二発屋、三発屋だった。
「演歌・血液ガッタガタ」という曲もヒットしている。
 
世間的にはコミックバンド。
歴史が繰り返される中でこの辺りが一番リバイバルしないんだろうなあ。
フォロワーもいない。
曲だけが独り歩きして。
 
「日本全国酒飲み音頭」は怒髪天がカバーしているのを聞いたことがあるけど、
「チャカ・ポコ・チャ」を正面切ってカバーする人なんていないだろうな。
「およげ! たいやきくん」ぐらいの特大ヒットになると
ダイアモンド☆ユカイやBEGINがカバーしているが……
 
「チャカ・ポコ・チャ」ってこのリズム何かに使えそう。
サンプリングする人もいないのか。
電気グルーヴですら、恥ずかしさを覚えるか。
いや、よくわかっているミュージシャンならば恐らく
敬意を表してのスルーなのだろう。

下赤塚を散歩

一昨日、23日は3連休の3日目。
妻共々予定はないが、昨今の感染状況を鑑みて都心も含めて遠出は避けたい。
家の近くを散歩して過ごすことにする。
 
13時半、家を出る。公園の中を突っ切る。
広場ではフリマ。大勢の人が集まっている。
子供の遊び場も走り回り歓声を上げる子供たちに、見守る大人たち。
大丈夫なんだろうか……
 
BBQガーデンはやってるのだろうか、
距離を保てるようにルールを決めて営業してるんじゃないか、
と妻と話しながら行ってみたら、目の細かい網で全体が囲われていて。
あ、やってないのか。
いや、よく見ると11月いっぱい工事中で休業中となっていた。
BBQを行う各小スペースの間隔を開けて、床をコンクリートとし、
テーブルとイスは撤去して各自持ち込んでくださいとなっていた。
駐車場から遠い場所なのにテーブルやイスも運ぶのかあ、大変だなあ、
と最初思ったが、多くの人はゴードンといった業者から
BBQ機材一式を設置してもらうレンタルを利用することになるので
あんまり変わらないのか。
 
公園を出て団地群の中を歩く。
光が丘エリアから下赤塚エリアへ。
途中、庭先に猫が4匹ほど集まっている家があった。
チロチロチロとブチの猫が走ってきて生垣の隙間から潜り込む。
地域猫か。周りに住む人たち、特に猫嫌いの人たちと
うまくやってるといいけどなあと思う。
元気いっぱいの猫がシャシャッと木に登り、別の猫が皿から餌を食べていた。
 
先週末、練馬春日町方面に散歩して、
焼き鳥屋で待っている間にスーパーの2階の書店で暇をつぶした時に
立ち読みした枻出版社の板橋ムックで見かけた中華料理屋「芝蘭」に入る。
14時近いのに満席。少し待った。
妻は五目焼きそばを、僕は名物という麻婆豆腐の定食を。
牡蠣の四川風もハーフサイズで頼んで生ビール。
厨房の中も外も大忙し。でもここはうまかったな。また来たい。
夜は要予約で火鍋もあるとのこと。
 
東武線の下赤塚駅北口の小さな商店街を歩く。
以前散歩したときはここの焼き鳥で買って帰ったな。
肉屋の店先でも焼き鳥を売っている。
今歩くと町中華の店もちらほらと。
若い人が新しくつくったピザの店もあって案外何でもある。
ごく小規模なスーパーというか八百屋で味玉のパックを買った。
ここは山形の野菜を多く扱っていた。
 
駅前で一番気になったのは大きな店構えの衣類のディスカウントストア。
特価品ばかり。1500円のTシャツが100円に値下げとか。
1900円のセーターが300円とか。外のワゴンに山積み。
中に入ってもなんかのバッタもんみたいなデザインの服も含め、とにかく安い。
2階もあって広い。その中にぎっしり所狭しと商品が。2階は寝具や子供服。
倒産した卸から買い付けるとか、そういうのだろうか。
中国製なのか。あるいはその他のアジアの国の。
Tシャツ1枚100円だったら工場で働く人たちは賃金としていったいいくらもらえるのか。
古びた店内は照明をつけていてもどこか薄暗く、昭和の時代からあるのだろう。
日本人だけではなく、海外から移り住んできた人たちも客として多かった。
 
こじんまりとした分、古くからの店もやっていけているようで。
和菓子の店でどら焼きを買った。ラムレーズンと小倉クリーム。
その近くに町の文房具屋。明るい店内がきれいに整理整頓されている。
妻が欲しがったので猫のイラストが描かれたノートを買った。
あと、入り口のところにあったサクラクレパスの学習帳。
国語や漢字、計算、理科など。
どれも動物のイラストが描かれていてほほえましい。
甥っ子・姪っ子のクリスマスプレゼントに添えるかと何冊か買った。
 
川越街道に出てそのまま成増方面へと歩いて行く。
小さなスポーツ用品の店があって、
その周辺にはよく見るとビリヤード場や卓球場が。
板橋は案外スポーツの町なのだろうか。
猫、ムーミン、クリスマスとおしゃれな輸入雑貨の店もあった。
酒屋の隣につながってお茶の店がある。
いつ見てもお茶の店の椅子に座って
缶ビール、缶チューハイを飲みながら世間話をしているおっさんたちがいる。
これもある種の角打ちか。
 
成増駅TSUTAYA を少し覗いてみる。
dancyu の創刊30周年記念、おいしい店100軒というのを買ってみた。
荻窪のトマト、銀座のナイルレストラン、小川町のレストラン七條など。
 
スキップ村商店街の安い飲み屋街に入って、休憩がてら銀だこ。
たこ焼き四個と枝豆でハイボールを飲む。他に客はいなくて貸切。
店を出る頃には16時半になっていて、夕暮れ。
けっこう歩いたなとバスに乗って帰ってきた。
昼を食べるだけのはずが半日しっかり散歩してしまった。
冬を前にした暖かい一日だったのもよかったのだろう。